今回はそうした悩みにこたえていきます。
この記事を読むことで、
ポイント
・大人になっても勉強のモチベーションを維持する方法
・モチベーションを下げてしまう要因
・モチベーションがなくても勉強を継続する方法
がわかります。
筆者は勉強に限らずモチベーションを維持して継続することが得意で、
・朝活継続250日以上
・毎月2~5冊の読書
・お金、ブログ、自己啓発系の勉強
などを今でも継続中です。
もくじ
大人になってもモチベーションを維持する方法
早速ですが、私が常に意識している方法は以下の3つです。
ポイント
①目的を持つ
②まずは小さく始める
③規則正しい生活を送る
目的を持つ
当り前のようですが、勉強する前に「なぜ勉強するのか目的を明らかにする」ようにしましょう。
理由は、目指すべきゴールがはっきりするから、です。
学生時代は、
「テストで良い点を取る」
「希望の大学に合格する」
といったわかりやすい「目的」がありましたし、学校の先生や親などが指示してくれたかもしれません。
しかし、大人になってからは、自分で決めていく必要があります。
案外、
「なんとなく勉強した方が良い気がするから」
「他の人が勉強しているのを見て危機感を持ったから」
「上司に勉強しろといわれたから」
など、「こうしたい!」という目的意識をもって勉強に取り組んでいる人は多くはありません。
改めて、「自分はこうなりたい!そのために勉強する!」という目的を考えてみましょう。
まずは小さく始める
次に、「スタートするときは小さく始める」ということです。
理由は、さっさと始めてしまった方が長続きするがあるからです。
例えば「次の簿記の試験で合格する」という目的に向かって勉強し始めようとしたとします。
その際、
①毎週土日に5時間まとまった時間を確保して勉強する
②毎晩寝る前に参考書を開く
などの方法が考えられます。
どちらの方が、取り組みやすいでしょうか?
私は②だと考えています。
①の毎週まとまった時間を確保する、という方法だと、取り組むのに「気合」が必要になってしまいます。
「どこで勉強しようかな」
「集中できる場所が良いな」
「途中で集中が切れちゃったらどうしようかな」
など、気になることがたくさん出てきがちです。
一方②だと、そこまで気にせずに取り組めるのではないでしょうか。
最初に参考書を開くまでは億劫な気持ちもどこかにあるかもしれませんが、一度読み始めてみると15分、30分といつの間にか時間が過ぎていることはよくあることです。
規則正しい生活を送る
3つ目は、「規則正しい生活を送る」ということです。
理由は、同じことは継続しやすいから、です。
土日などの休みの日だけ頑張って、平日は勉強がおざなりになってしまったりしていませんか?
平日は朝7時には起きているのに、休みの日は10時ごろまで寝ている…
平日は疲れて勉強できていないので、休みの日くらいは1日5時間勉強しようと決める…
こうした計画を立てがちですが、それではモチベーションを維持することはなかなかできません。
不慣れな行動をするには、どうしてもエネルギーが必要だからです。
今日はちょっと疲れているから、とか言い訳をしてしまいがちです。
毎日の生活リズムを整え、自然と行動に移せるように気持ちも体も整えていきましょう。
モチベーションを下げてしまう要因
ここからは、注意すべき「モチベーションを下げてしまう要因」について解説します。
具体的には以下の3つです。
注意ポイント
①最初から高いハードルを作って、乗り越えようとする
②継続が途切れたことであきらめてしまう
③他人と比較する
最初から高いハードルを作って、乗り越えようとする
最初に乗り越えるハードルを高く設定しすぎてしまうパターンです。
例えば、まったく会計の知識も持たない人が、いきなり簿記1級の試験を受けようとしてもまず歯が立たないですよね。
その前に簿記3級を受ける、
さらにその前に簿記3級の勉強をし始める、
さらにさらにその前に簿記についてググってみる
そうしたステップをふみ、一つできたら次に進む、とした方が、モチベーションは保ちやすいです。
そもそも、最初からハードルが高すぎると、
「いや、自分には無理だな」
「さすがにあそこまではできないな」
と行動すら起こせずに終わってしまいかねません。
継続が途切れたことであきらめてしまう
次に、「継続が途切れてしまったときに立ち直れない」ということがあります。
せっかく継続してきても、時にはその継続が途切れてしまうこともあります。
・高熱を出してしまった
・入院した
・どうしても仕事が終わらず、時間を作れなかった
などなど、いろいろなことが起こりえます。
継続が途切れたことで
「せっかくやってきてたのに」
とマイナスな感情が大きくなってしまって、モチベーションが下がってしまうパターンです。
そうした時は「継続することが目的ではない」ということを思い出しましょう。
何か目的を達成するために行動していたのであり、継続するために行動していたわけではないはずです。
継続が途切れてしまったときは、また改めてスタートすれば良いだけです。
やってきていたことはゼロにはなりません。
他人と比較する
「周りと比較する」ことで、自分が遅れをとっているような気がして気持ちがなえてしまうパターンです。
自分一人で努力を継続することはわりと大変なことなので、一緒にがんばれる仲間を作ることは意味があることです。
しかし、そうした周りの人と比較してしまうと、自分のできていないことばかりに目が行ってしまうことがあります。
「自分はこれしかできてないのに、あの人はあんなことまでできている。自分はやる意味ないのかな」
などと思ってしまうと、モチベーションも下がってしまいます。
それよりも、「昨日できなかったことが、今日はできた」といった「自分との比較」に目を向けるようにしましょう。
モチベーションなしで継続する方法
ここまでは、
・大人になっても勉強のモチベーションを維持する方法
・モチベーションを下げてしまう要因
について解説してきました。
ここからは「そもそもモチベーションなしでも勉強を継続する方法」について解説していきます。
「習慣化」こそがポイント
モチベーションなしでも勉強を継続する方法とは
ポイント
「勉強を習慣にする」
ということです。
理由は、習慣にはモチベーションは必要ないから、です。
何か習慣にしていることってありますか?
たとえば、
・歯を磨く
・お風呂に入る
・電車に乗っているときに携帯を見る
といったことは習慣になっていませんか?
そうしたことをするときに、
「よし、今日はめっちゃモチベーションが高いから歯を磨こう」とか、
「今日はモチベーションが上がらないから携帯は開かないでおこう」
といったことはあまりないですよね。
それこそが「習慣」の強みです。何も意識せずとも、行動に移せてしまう状態、というのが「習慣」とも言えます。
習慣化する方法
いろいろなテクニックがありますが、ここでは「すでにある習慣に紐づける」ということをご紹介します。
たとえば、「寝室に入ったら、まずは本を読む」などです。
毎日寝るために、一度は寝室に入りますよね?
そうした時に、必ず本を読むようにするのです。
寝室に入る→ベッドに近づく→布団にもぐりこむ前に本を5分でも読む
といった感じです。
枕の上に読んでいる本をおいておく、などすれば、必ず本を手に取るようになるでしょう。
本は枕代わりにするには硬いですからね。
そして手に取ったら、必ず数ページ読み進めるようにするわけです。
毎日寝る前に繰り返すだけで、1か月も続ければ自然と習慣になりますよ。
他にもさまざまな「習慣化の技術」はあります。
詳しくは以下の本で紹介されているので、読んでみてください。
私が読んだ感想はこちら。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「大人になっても勉強のモチベーションを維持する方法が知りたい」という方に向けて、
・大人になっても勉強のモチベーションを維持する方法
・モチベーションを下げてしまう要因
・モチベーションなしでも勉強を継続する方法
について解説してきました。
大人になっても勉強のモチベーションを維持する方法は、具体的には以下の3つを私はいつも意識しています。
ポイント
①目的を持つ
②まずは小さく始める
③規則正しい生活を送る
また、モチベーションを下げてしまう要因としては、
注意ポイント
①最初から高い目標を設定する
②継続できなかったことでであきらめる
③他人と比較する
に注意する必要があります。
最後に、モチベーションなしで勉強を継続する方法として「習慣化する」ということをご紹介しました。
習慣化については、ぜひ以下の本を読んでみてください。
この記事内でも書いたとおり、最初は苦もなく始められるくらい行動へのハードルを下げることが大事です。
そういう意味で、歩きながら本をきける「Audible」や電車の中でも分厚い本を開く必要のない「Kindle」はかなりオススメです。
しかもそれぞれ無料期間があるので、やってみて「ちょっと違うな」と思うのであれば辞めればいいだけです。
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この記事が、「どうにもモチベーションが上がらないな」という方に読んでもらい、少しでも参考になればうれしいです。