武器としての書く技術

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【読書メモ】武器としての書く技術

みなさん、こんばんは。たんたんです。

 

「ブログ書いてみたいけど、文章に自信がないんだよな…」

「プロの書き手はどんなことを考えているのかな…」

「自分の考えを発信することで生きていきたいな…」

 

この記事では、そうした悩みを持つ方に向けて、

「武器としての書く技術」という本を紹介していきます。

 

この記事を読むことで

・本書の概要

・「文章を書く」ことにどのようなメリットがあるのか

ということが分かります。

 

紹介する「武器としての書く技術」の著者であるイケダハヤト氏は、

本書に書いてある内容で月収50万円から得ていると言います。

ちなみに、イケダハヤト氏は書籍を出版していたり、

月に40万文字書いていたりするような「プロの書き手」です。

 

この記事を書いている私は、本書を読むなどして、

実際にブログ(本ブログ)を書き続けており、

1か月毎日更新中です。(2021年5月時点)

 

たんたん
それでは早速解説していきます。

 

本書の概要

 

まずは本書の概要をざっくりご紹介です。

 

文章が残念な人の10の特徴

文章が残念な人、とは、

「良いこと書いてそうなのに、いまいち伝わってこない…」

という文章のことですね。

 

その「いまいち伝わってこない」理由がピンポイントに紹介されています。

さすが「文章のプロ」という感じで、実際にこの項目を

意識して書き直すだけで文章がスマートになりそうです。

 

ビジネスパーソンはもちろんのこと、

友達にLINEで連絡する

付き合っている相手にお願いがある

などの時にも「文章を書く」スキルは必要です。

 

ぜひ気を付けてみましょう。

 

凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法

正直、ここまでオープンにしてしまっていいのか…

というくらい具体的に見直しポイントが書かれています。

 

著者も以前はこうしたことを一つずつ意識して書いていたんでしょうか‥

今となってはまさに「呼吸するように」使いこなせてるんでしょうが…

 

こうしたテクニックは一つずつ自分で試してみるのが大事です。

 

頭ではわかっても、実際に使えるか、というのは別ですからね。

 

中には、すでに無意識で行っているテクニックもあるでしょうし、

やっていてもいまいちしっくりこないものもあるでしょう。

 

それもこれも、すべて実際にやってみることで判明します。

 

1つのテクニックをしばらく試してみる

自分の中でしっくりくるか考えてみる

結果が出ているかチェックする

納得できれば次のテクニックを試してみる

といった形で、1つずつ訓練していくのが良さそうですね。

 

月40万文字書き続けるぼくの12の秘密

ここでいう「ぼく」とは著者のことです。念のため。

プロが自分のテクニックを暴露してくれてるのですから、

正直かなりお得ですよね。

 

中には見出しを見ただけで内容が想像できるようなものもあれば、

一見すると何を言っているのか想像もできないようなものも含まれています。

 

ただ、人気のある著者、いわゆるトップブロガーは何を考えて

文章を書いているのか、ということを知れるのはなかなかない機会です。

 

例えば著者は「目の「解像度」を高くする」ことが重要である、と言います。

 

「目の解像度」ってなんだよ!

 

と思う方もいるでしょう。私もそう思いました。

 

著者曰く

「解像度の高い目を持つ人たちは、一つの体験から、他人より多くのものごとを認識」

する、というのです。

 

同じことを経験しても、そこから何を感じるかは人によって違う、

ということですね。

 

例えば、ゴッホの絵を見ても一般の人からすると「有名な画家の書いた絵」

ということくらいしか情報を受け取れないかもしれません。

 

しかし、美術評論家やゴッホが大好きな方が見たら、

「この絵はゴッホの晩年に描かれたものであり、他の作品と比べても高い評価を

得ている。確かに、この絵の構成は他の画家にはまねできないものだ。

彼の影響を受けた画家は多くいるから、この絵に魅力を感じるなら、

○○の絵も好きになるかもしれない」

といった具合に、多くの情報を得たうえで、さらに情報を追加して

世に出すことができるでしょう。

 

そうした「高い解像度」を得ることで、日々の生活から文章を紡ぎ出す

トピックを見つけ出しているそうです。

 

こうした視点は、一般人で文章に関して「素人」である私にはないものでした。

 

文章を書くことで自分を表現できる

さて、文章を書くことのメリットとは何でしょうか。

「ブログを書いて副収入を得たい」

「自分の情報や知見をより多くの人に知ってほしい」

「同じような趣味、境遇の人たちとつながりたい」

いろいろあるでしょう。

 

著者は本書の終盤で、

「希薄になった自分を取り戻すことこそがブログを書く最大の目的」

と言っています。

 

本書は「ブログを書く」ということに特化して書かれているので、

「ブログを書くこと」の目的について書かれていますが、

何もブログを書くことに限定されないと私は思います。

 

文章を書くことによって自分の考えを整理する

それを発信することで、賛否両論が生まれる

自分と他人との違いがどこにあるのかがわかるようになってくる

自分はどういう生き方、考え方が心地良いのかわかるようになる

その心地良い生き方を実現できるように行動していく

 

そうした一連の流れを作ってくれるのが「文章を書く」ことの力ではないか

本書を読み、そう思うのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

本記事では、

「武器としての書く技術」の概要をお伝えし、

文章を書くことのメリット

をお伝えしてきました。

 

「武器としての書く技術」の中には、トップブロガーである著者が

どのようにしてブログで稼ぐことを実現しているのか

ということも書かれているので、より現実的に「文章を書く」ことの

メリットを実感できるような手法も書かれています。

 

ただ、「ブログで稼ぐ」こと以上に「文章を書く」ことのメリットは大きい、

というのが私個人の感想です。

「文章を書いてみたい」

「自分の考えを発信することで生きていきたい」

 

そうした方に読んでいただければいいのかな、と思います。

 

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