【読書感想】『文章で飯を食う』(著者イケダハヤト)は 副業ブログ始めるなら読むべき

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【読書感想】『文章で飯を食う』(著者イケダハヤト)は副業ブログ始めるなら読むべき

副業としてブログを始めてみましたが、全く収益が発生しません。どうすれば最短で読者に商品を買ってもらえるのでしょうか。
悩みを抱えた人

 

今回はそうした悩みに対して、「イケハヤ」さん(@IHayato)の著書である「文章で飯を食う」を基に、文章を書くことでお金を稼いでいく方法について紹介します。

 

イケハヤさん(@IHayato)は

・今は専業投資家

・過去は会社員→ブロガー→YouTuber→音声配信(Voicy)パーソナリティ

・Twitterのフォロワー数は31.5万人(2021年8月時点)

・地方移住や仮想通貨などの情報発信

・CBDや猪肉の叉焼を作ったりも

という感じでいろいろなことに挑戦されている方です。

「ブログといえばイケハヤさん」という認知を取るほど、ブロガーの先駆け的な存在の型ですね。

意図的な煽り口調などから炎上経験もあるようですが、本を読めばその人柄や思考は推して知るべし、という感じでしょうか。

 

イケハヤさんの著書を早く読みたいよ!という方はこちらからどうぞ。

 

本書はとてもシンプルにまとめられているので、サクッと読めちゃいます。

私は読みながらメモなども取っていたのですが、2時間くらいで読み終えられましたね。

 

たんたん
それでは解説していきます。

 

読者に価値提供するのが最優先

結論としては、ブログで収益を上げたければ「自分の収益よりもまずは読者に価値を提供することを考えるべき」です。

理由は、読者に価値を提供するからこそ、ブログを読んでくれる、そこから商品を買ってくれるからです。

 

例えば、本書もそうですが、立ち読みしたり、この記事のように誰かの感想を先にチェックすることで、

「これは為になりそうだな」

「自分が悩んでいたことに対する答えがわかりそうだな」

と思うから買うわけですよね。

 

逆説的なように思えますが、文章で稼ぎたいと思うのであれば、最短で稼ぐことよりも読者に価値を提供することを最優先で考えた方が良い、ということになります。

 

ここで、本書の目次を紹介しておきます。

 

まえがき

文章で稼ぐ仕組み

魅力的なメディアをつくろう

ファンを増やす発信術

論理的な文章の基本~PREP法

売れる文章術=PASONAの法則

購入を強制的に発生させるテクニック

文章を鍛えるトレーニング

稼ぎ続けるために大事なこと

あとがき

 

序盤は精神論

本書の特徴は精神論とテクニック論の双方が書かれていることです。

精神論なんて稼ぐ上では必要ないのではないでしょうか。
悩みを抱えた人

 

たしかに、実際にブログを書き始めて最初の1円の収益がほしい!という状況では「稼げるテクニックが知りたい」となるモノだと思います。

実際、私もそうです。

 

しかし、本書は「文章で飯を食う」という本なので、一時的に稼げるような方法を示しているわけではありません。

今月食えても、来月生活に困ってしまう、では「文章で飯を食っている」とは言えないわけです。

そして、長期的に稼いでいくためにはそうした「精神論」が必要だというわけです。

 

さらに言うと、本書を読む意味はこの「精神論」の部分にあります。

理由は、テクニック論については他の書籍でも学べるからです。

PREP法やPASONAの法則はGoogleで検索すればすぐに出てきます。

しかし、イケハヤさんが書く「精神論」は他の筆者の方の本ではまず見ることができません。

特に「ファンを増やす発信術」の部分は、イケハヤさんならではの感覚というか、視点かなと思いましたので、ぜひ読んでいただきたいです。

 

中盤以降でテクニック論

「論理的な文章の基本~PREP法」の章からは具体的に文章を書く上でのテクニックが紹介されています。

しかし、上でも書きました通り、PREP法やPASONAの法則は何も本書で学ぶ必要はないかなと思います。

理由はGoogleで検索すればいくらでも内容を知ることができるからです。

 

すでに知っているよ、という方は読み飛ばして良い部分だと思います。

 

「わかる」と「できる」は違う

精神論にしろ、テクニック論にしろ、気を付けなければいけないのは

注意ポイント

「わかっているということと、できるということは違う」

ということです。

 

PREP法にしろPASONAの法則にしろ、知識として知っているだけでは意味がなく、自分のブログ記事に反映できるようなレベルでなければ意味がないわけです。

本書では具体的に4パターンの「文章を鍛えるトレーニング」方法が解説されています。

どれも難しいものではありませんが、実際にやる人は少ないような気がします。

理由は、実践したからといって、すぐに効果が実感できるようなものでもなさそうだからです。

SNSなどでは

「誰でも簡単に稼げる」

「初心者から始めて1か月目で月〇十万円の売上達成!」

みたいな発信を目にすることもありますが、どちらが自分の為になるかは自分自身で判断しなければなりませんよね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

この記事では、イケハヤさん(@IHayato)の著書「文章で飯を食う」を紹介してきました。

本書は特に

「文章で稼いで生計を立てて行きたい」

という方にオススメの本です。

1か月や2か月といった短期的に収益を上げるのではなく、あくまで「飯を食える状態になる」という観点から長期的な視野に立って書かれています。

本書終盤の「稼ぎ続けるために大事なこと」でも書かれている通り、「顧客に価値を提供し続ける」ということを意識してがんばっていきたいですね。

 

逆に

「短期で大きな収益を文章で稼ぎだしたい」

「すでに文章を書くことで月数十万円の売上を立てている」

という方々は読まない方が良いと思います。

理由は、そうしたことができるようになるために書かれた本ではないからです。

 

イケハヤさんの他の本も読んでみたい、という方は、以下で別の本も紹介していますので、読んでいただけるとうれしいです。

【読書メモ】武器としての書く技術

 

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