今回はこうした悩みについて解説していきます。
この記事では、
ポイント
①やってたら「ヤバい」ゲームのやり方
②ゲームをすることから学び取れること
について深掘りします。
筆者もかなりのゲーム好きで、
学生の頃は「ポケモン」「ドラクエ」「パワフルプロ野球」「FF」
学生を卒業したのちも「モンスト」「パズドラ」「プロスピA」
など、さまざまなゲームをやりまくっています。
時間で言えば、学生の頃は平日4時間、休日10時間、といったところでしょうか。
それでも、無事大学まで卒業し、金融機関に就職して、転職してコンサル業界で仕事ができています。
もくじ
やってたら「ヤバい」ゲームのやり方
暇つぶしのためのゲームは時間の無駄
早速ですが、ゲームを「暇つぶし」としてやっているのであればやばいです。
暇つぶしとしてなんとなくゲームをしていても、何も得られるものはないからです。
例えば、電車の中で携帯アプリでゲームをする場面を思い浮かべてみてください。
15分くらいの移動のために電車に乗ったあなた
席に座ると、いつも通りに携帯を取り出します
画面を見て、ゲームアプリを起動させます。ここまで20秒くらいでしょうか。
前回途中まで進めていたのを思い出し、やろうと思っていたアクションを取ります
2駅過ぎ、3駅過ぎたところで、あとどれくらいかな、と到着した駅名を確認します
「まだ3駅くらいあるな」と思い、また携帯画面に目を落とします
なんとなく画面をスワイプしながらゲームをプレイし、目的の駅に付いたところで携帯をしまいました
こんな感じではないでしょうか。
こうして文章で見てみると、まさに「何も残らない15分間」ですよね。
他の時間つぶしと同じ
これは何もゲームだけに限りません。
少し強い言葉を使えば、芸能界のゴシップ記事やテレビドラマなども同じといえます。
つまり、
注意ポイント
「目的なしになんとなく消費している」ことは自分の中に積み上がるものも少ない
ので、時間の無駄と言われてしまいかねません。
人によっては、そうした何も積み上がるもののないことの代表例としてゲームを思い浮かべるのかもしれませんね。
ゲームをすることから学び取れること
一方で、筆者は「ゲームをすることを目的にしてプレイする」ことで学び取れることがあると感じています。
具体的には以下の3つです。
ポイント
①コツコツ積み上げる習慣
②PDCAー試行錯誤の癖がつく
③時間管理
それぞれ深掘りしていきます。
コツコツ積み上げる習慣
まず、地道に積み上げる「継続力」を身に付けることができます。
理由は、今のゲームにおいては「レベル上げや周回」がほぼ確実に必要だからです。
人によっては苦痛だったり、すぐに飽きてしまうような「レベル上げ」
今はやりのアプリゲームで言えば「周回」
積み上げゲーは、コツコツやることが一番の近道です。
もちろん、経験値を多く得られる敵を狙ったり、ボーナスが付く曜日を狙ったりと効率を上げる方法はあります。
しかし、それでも毎日の積み重ねに勝る方法はないです。
今のゲームは課金さえすれば、一足飛びで強くなることができます。
ですが、学生の方などは「廃課金」などはできないでしょう。
私もそうでした。
そこで大事なのが「毎日継続すること」でした。
毎日継続することで、ログインボーナスがもらえ、少しずつでもステータスを強化していくことができます。
こうしたところから、「継続することによって、一歩ずつでも自分の目標に近づいていくことはできる」ということを学びました。
PDCAー試行錯誤の癖がつく
次に「PDCAサイクルを回す」ということが実践できます。
いかに効率よく目標に到達するかを考えるようになるからです。
ゲーム内では、ある程度までは苦もなく進めていくことができますが、途中で壁にぶち当たります。
RPGで言えば、勝てないボスキャラが出てくる
シミュレーションで言えば、攻略できないイベントが発生する
などですね。
こうした時に「どうやればこのハードルを乗り越えられるだろうか」と考えるわけです。
「ステータスが足りていないのであれば、レベルアップのために時間を使わないとな」
「選んだ選択肢が間違っていたなら、次は違う選択肢を選んでみよう」
「もしかしたらプレイする時間によってコメントが変わるのかもしれない」
「わからない部分はネットで検索してみよう」
「SNSでも誰か攻略情報を載せていないかな」
などなど、クリアする為に情報収集し、仮説を立てて、実際にやってみる、ということを繰り返すわけですね。
これはまさにビジネスで言うところの「PDCA」サイクルを回していることに他なりません。
PDCAサイクルとは、目標に対して、
①こうではないだろうかと仮説を立てる(Plan)
②仮説に基づいて実際に実行してみる(Do)
③実行して得られた結果を確認し、評価する(Check)
④評価したモノと目標の差を認識し、改善する(Action)
の頭文字を取ったもので、ビジネスをするうえで継続的に品質を維持・向上させる為に提唱されているものです。
こんな難しいことを言われずとも、ゲームをしている中で実践していたわけですね。
時間管理
3つ目は時間管理を意識するようになることです。
理由は、ゲームだけして生きていくのは厳しいので、仕事などをやりつつもゲームの時間を確保するようになるからです。
学生であれば普段の授業の勉強、テスト前の追い込み
社会人であれば日常の業務や、時によってはクライアントとの打ち合わせなど
ゲームをやる以外にもたくさんのことをこなしながら毎日を過ごしていると思います。
その中でも、ゲームの時間を捻出しようというのはかなり大変です。
でもゲームやりたい…
そういう願望のために、何とか時間を切り盛りするような力が鍛えられます。
例えば、
短時間でも今日の授業の復習を済ませられるようにしよう
残業は絶対にしないように、日中の仕事は集中して終わらせよう
といった感じです。
ここが疎かになってしまうと、そもそもの生活が成り立たなくなるので、注意が必要ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「ゲームをすることは時間の無駄なのか」と不安に思っている方に向けて、
①ゲームとの「ヤバい」付き合い方
②ゲームから学び取れること
について解説してきました。
時間つぶしのように、
注意ポイント
「他にやることがないからなんとなくゲームをしている」という遊び方だと、「時間の無駄」
になってしまいかねません。
そうした消去法的なゲームの遊び方は「やばい」ですね。
一方で
ポイント
「ゲームをする」ことを目的に取り組んでみる
と、いろいろなことが学び取れます。
具体的には、「継続力」「試行錯誤」「時間管理」といった、仕事などの場面でも非常に重要なスキルを鍛えることにもつながります。
ゲームであっても「夢中になれる」というのは一つの才能だと思います。
過去にも記事を書いているので参考にしていただけるとうれしいです。
「「ゲーム」の時間は無駄じゃない!好きなことに熱中できるのは才能!」
なんとなく周りからの視線を意識して自分の本当にやりたいことを我慢してしまうのではなく、そこから学び取れることの方に目を向けて行きたいですね。