今回はこうした悩みにこたえていきます。
この記事を読むことで、
ポイント
①ゲームばかりしていて本当に大丈夫なのか
②不安なら何をしてみればいいか
がわかります。
筆者もかなりのゲーム好きで、
学生の頃は「ポケモン」「ドラクエ」「パワフルプロ野球」「FF」
学生を卒業した後も「モンスト」「パズドラ」「プロスピA」
など、さまざまなゲームをやりまくっています。
時間で言えば、学生の頃は平日4時間、休日10時間、といったところでしょうか。
それでも、無事大学まで卒業し、金融機関に就職して、転職してコンサル業界で仕事ができています。
そもそも、なぜゲーム時間を制限するという話が出てくるかというと、
「ゲームのことばかり考え、生活に支障をきたしかねないから」
ではないでしょうか。
もくじ
ゲームをしていても別に問題なく暮らしていける
ゲーム時間の制限は必要ない
結論としては、私は「ゲーム時間の制限は必要なし」だと思っています。
理由は、ゲーム時間を制限すれば問題が解決するわけではないから、です。
通勤電車の中の人のスマホ
具体的に考えてみましょう。
ちょっと悪いな、と思いながらも、通勤中の会社員の方の携帯画面を覗き込んでみてください。
結構な割合で、携帯ゲームをやっていたりしますよ。
しかもゲームタイトルも、
・ポケモンGO
・ドラクエウォーク
・モンスターストライク
・パズドラ
とさまざまです。
年齢層も20代の大学卒業後間もなさそうな人から、50代くらいの方までさまざまです。
会社でもそれなりの役職に就いている方もいらっしゃるのでしょうが、そうした方々の生活がすべて破綻しているのでしょうか。
ゲーム市場の拡大
加えて、日本のゲーム市場の規模もどんどん大きくなっていっています。
家庭用ゲーム機から携帯電話などで扱えるアプリにシェアが移っている、ということはありますが、いまだにゲームをすることに需要はある、ということですね。
詳しいデータは調べられていないのですが、少子高齢化がすすんでいる日本のことを考えると、それでも市場規模が拡大しているということは、それだけユーザーも増えている、と考えられるのではないでしょうか。
もちろん、ゲーム自体の単価が上がっている、オンラインゲームでは従来の家庭用ゲーム機と違い継続して課金が生じるので規模が大きくなりやすい、ということは考える余地ありです。
何が言いたいかというと、それだけ注目されている市場であり、ユーザーがいる、ということです。
これが例えば
「好きなアイドルのコンサートに行きたい」
「趣味にしているアウトドアで使うテントが欲しい」
などであればあまり問題視されませんよね。
好きなアイドルのSNSの発信を調べたり、出演しているテレビ番組を見たりすること
次の休みに行くキャンプ場の評判を調べたり、周囲にある施設を確認すること
といったことには何時間充てても問題視されないでしょう。
これがこと「ゲーム」になると「生活に支障をきたす」「依存症になる」と危険視されるのは、少しおかしいのではないでしょうか。
なぜ人から問題視され、自分でも不安になるのか
なぜ「ゲーム」に関することは問題視されるのでしょうか。
それは、
「大人になったら会社員として嫌なことでも我慢して働くのがまともな大人という思い込み」
があると思います。
そんなことよりも、筆者は、
「自分のやりたいこと、なりたい生活をゼロベースで考え直して、それを優先すべき」
ということが大事だと考えています。
それで仕事よりもゲームが優先度が高い、と思えるのであれば、ゲームを最優先して、仕事はゲームのためにこなす、でも良いでしょう。
逆に、そこまでゲームに入れ込みたくないな、と感じるのであれば、他に何か熱中できるものがないか探すことをお勧めします。
自分のやりたいことを優先させる
理由は、これまでの生活様式と、これからの生活様式は明らかに違ってくるからです。
2019年に日本を代表する企業と言えるトヨタ自動車の社長の「終身雇用を継続することは難しい時代になってきている」といった発言を覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これまで、というよりも、50代くらいの方々にとっては当たり前だったかもしれない終身雇用ですが、これからはそうでもないわけです。
言い古された言い回しかもしれませんが「大企業に入れば一生安泰」という時代ではないのですね。
さらに、2020年から続いているコロナ禍において、どんどん仕事の仕方も変わってきています。
これまでは
朝会社に決まった時間に出社し、
クライアントへ訪問して打ち合わせをし、
会社に戻って上司とミーティングをして、
残業2時間こなして家に帰る
というのが当たり前だったかもしれません。
しかし、コロナ禍で一気に進んだオンラインミーティングでこれもガラッと変わりました。
そもそも出社しない(在宅勤務)
打ち合わせもオンライン(Zoomなどのサービスの普及)
チーム内でのやりとりはチャットツール(Slackなど)
こうした働き方の変化によって、業務もどんどん効率化され、これまで必要と思われていた仕事もなくなっていくことが考えられます。
そうした時に生き残れるのはやはり「他の人ではできない仕事」でしょう。
「他の人ではできない仕事」とは、その人の好きなことから生まれることが多いはずです。
なぜならば、
ポイント
好きだからこそ他の人よりも質が高くなるし、
好きだからこそ他の人がやらないような方法で挑戦してみるし、
好きだからこそ他の人よりも長く経験している
からです。
逆に、誰でもできる仕事や他の人と同じようにやっている仕事は、「あなた」がやる必要はなくなるわけです。
そうした仕事はむしろ、安定からは遠のくでしょう。
それならやっぱり自分のやりたいことを最優先して、それで価値提供して生きていくのが理想の生き方の一つなのではないでしょうか。
ゲームの時間は無駄なのか
たしかに、ちょっとくらいゲームがうまくても、それだけで生きていけるようにはなりません。
それであれば、簿記だとか、資産運用だとか、はたまた仕事をしていくうえで必要な資格の勉強をしていた方が有益だ、と思えてしまうかもしれません。
ですが、それでも私は好きなこと、ここではゲームに時間を費やすことは無駄だとは思いません。
例えば、ゲームをつい長時間やってしまう理由の一つに、「短期間でレベルが上がってステータスが上昇する」ということがあると思います。
ステータスが上昇することで、それまで倒せなかったボスが倒せるようになる
ステータスが高いキャラクターを使っていることで、仲間内でも一目置かれる
などいろいろなメリットがあるでしょう。
ですが、これは何もゲーム中に限ったことではありません。
ゲームのように現実世界でも、
・他の人ができないようなことをこなせるからこそ、重宝される
・他の人がやれないような面倒なことでも淡々とこなせる人が重宝される
ということはあることだと思います。
つまり、ゲームをこなしているだけでも、どういうことをすれば世の中に価値を生み出せるのか学ぶことができるわけです。
他の理由についてはこちら「「ゲーム」の時間は無駄じゃない!好きなことに熱中できるのは才能!」で解説していますので、興味があったら読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「ゲームをついやってしまうが、大人になってもプレイ時間の制限などの対処をした方が良いものか」と悩んでいる方に対して、
①ゲームばかりしていて本当に大丈夫なのか
②不安なら何をしてみればいいか
ということを解説してきました。
結論としては、
「ゲームを長時間プレイしていても生活はしていける」
です。
ゲーム市場はどんどん拡大していますし、ゲームをプレイしている人の多くが生活を破綻させているわけではありません。
それでもやはり不安、問題だと思ってしまう、というのであれば
「自分の生活を見直し、何を優先したいのかを考えてみる」
ということをオススメします。
仕事よりもゲーム、ゲームをするために仕事をしている、と思えるのであれば、どんどんゲームしましょう。
それだけのめりこめるモノがあれば、むしろその分野で仕事ができるかもしれません。
逆に、それほどゲームばかりやっていたいわけでもないな、と感じるのであれば、他に関心があることをやってみましょう
そんな「やりたいことを優先し、やりたいことを実現するために仕事をする」という生き方に魅力を感じる方には、以下の本がオススメです。
著者は「すべてがFになる」で知られる森博嗣氏です。
こんな生き方があるのか、と素直に驚きを得られる本ですよ。
こちら「【書評】お金は減らすのが正しい使い方?お金に対する価値観を考える!」で感想も書いていますので、ぜひお読みください。
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ちょっと興味あるかも、という方はこちら「【無料期間あり】オススメの電子書籍サービス「Kindle Unlimited」の始め方!」も読んでみてください。