読書をするメリットとは?デメリットとその対処法も含めて解説!

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読書をするメリットとは?デメリットとその対処法も含めて解説!

何か新しい趣味を持ちたいけど、手の込んだモノはめんどくさい。お金もかからず始められるのは読書くらいだけど、何かメリットはあるのかな。せっかく時間を使うなら損しない趣味が良いので、読書のメリットについて知りたいです。
悩みを抱えた人

 

この記事では、そうした疑問についてこたえていきます。

 

この記事では、

ポイント

①読書のメリット

②読書のデメリット

について解説していきます。

 

かく言う筆者は、学生時代はほぼ読書しない人間でした。

圧倒的にマンガやゲームばかりをして時間を使っていましたね。

そんな筆者でも、大学を卒業して10年超経った今では平均して月に5冊以上本を読むようになりました。

 

たんたん
そんな筆者が実際に感じているメリットやデメリット、その対処法について解説していきます。

 

読書をすることのメリット

満足

早速ですが、筆者が実感している読書のメリットは以下です。

ポイント

①語彙力が高まる

②文章がうまくなる

③新しい着想を得られる

④専門的な知識を体系立てて学ぶことができる

⑤幅広い分野に興味が出てくる

⑥話題が豊富になる

 

たんたん
それぞれ深掘りしていきます。

 

語彙力が高まる

まず、単純に語彙力が高まります

理由は簡単で、多くの言葉に触れるからです。

 

語彙力が高まると、それだけ自分の表現できることが増えます

例えば、誰かをほめる時でも

「良くわからないけどすごい!」

よりも

「言っていることがとても分かりやすい!自分ではそこまで理解できないし、かみ砕いて説明することもできない。それを苦もなくできるなんてすごい!」

というように、自分の伝えたいことを表現できるようになります。

 

その結果として、相手とのコミュニケーションがやりやすくなってきます。

 

文章がうまくなる

2つ目に、文章がうまくなってきます

プロである作家が書いた文章を数多く目にすることで、自分の中に表現方法の引き出しが増えていくからです。

 

これも上の語彙力が高まると同じように、自分の表現できることが増えるおかげで、伝えたいことが伝えられるようになります。

 

仕事をしているときも、友達と連絡を取るときも、基本的には文章で連絡を取ることが多いはずです。

 

今ではLINEなどが連絡の主流ですから、「相手に伝わる文章を書ける」というのは、生きていくうえで必須スキルといえるかもしれませんね。

 

新しい着想を得られる

新しい着想を得られる、という点もメリットです。

さまざまな本がありますが、例えば著名な方の自伝などでは、自分では体験できないような局面でどういう決断をしてきたのかを振り返って見ることができるからです。

 

普段自分が生活している上では起こらないような出来事も、本の中では経験することができます。

 

たとえば

巨大な企業を経営しているものの、経営が傾いてしまいそうなとき、

それまで非常に信頼を寄せていた仲間から裏切り行為にあってしまったとき、

はたまた

順風満帆に成功の道を歩んでいるとき、

自分だったらどういう決断をしただろうか、

その当の本人はどういう決断をなぜしたのか

 

そうしたことをじっくりと考えてみることで、新たな考え方に気づかせてくれることも少なくありません。

 

私は多くのビジネス書を読んでいく中で

「自分だったらどうだろうか」「自分にあてはめたら何ができるだろうか」「ここから学び取れることは何だろうか」

ということを常に考えるようにしています。

 

専門的な知識を体系立てて学ぶことができる

本を読む理由は様々ですが、何かを学びたいと思ったときにも読書は効果的です。

理由は、その道の専門家が初心者向けに書いてくれている本が数多くあり、そうした本はその分野の情報を体系的に学ぶことができるように作られている場合が多いからです。

 

私は何かの業界を調べたいと思ったとき

「初心者でもわかる〇〇の本」

「世界一やさしい〇〇の本」

という類の本を読むようにしています。

 

こうした本は、専門的な知識なのに初心者でもわかるよう、だれでも読めるように作られています。

文章だけでなく、イラストやグラフなど視覚的にも理解を助けてくれるコンテンツであふれているのが特徴です。

 

最初から難しい専門用語ばかりが使われている本を読んでしまうと、その本を読むだけでもエネルギーが必要になって、途中で挫折してしまいますので気をつけましょう。

 

幅広い分野に興味が出てくる

自分が知りたかった分野に関連する分野にも興味が湧いてくるという効果も期待できます。

本を読んでいると、たいていの場合はいくつか「引用」が出てくるはずだからです。

 

ビジネス書などには特に多いでしょうが、他の人が行った研究やアンケート調査などを引用していたり、参考文献にしていたりするケースがあります。

 

例えば、新しいことにチャレンジするときに、モチベーションを気にする方は多いのではないでしょうか。

そこでモチベーションの維持に関する本を読んでみると、心理学の研究や調査を参考にしている本が多いことに気が付いたりします。

そこから心理学に興味が出てくることもあるのではないでしょうか。

 

専門的な知識を調べようとすると、結果としてそれ以外の分野についても興味が湧いてくる、ということは珍しくありません。

 

話題が豊富になる

最後に、話題が豊富になる、ということです。

本を読んでいると、言葉が豊かになったり、専門的な知識、その周辺の知識に詳しくなったりするからです。

 

実用書などを読んでいる場合は、本に書いてあるノウハウを実践してみたくなるかもしれません。

「今読んでいる本にこんなことが書いてあったんだけど、どう思う?」と聴いてみたくもなるかもしれません。

 

その本を読んだことのない人からすると、「どういうこと?」と思う内容なはずなので、それだけで話題に困ることが減っていくと思います。

 

相手の生活までちょっと豊かにできるのであれば、それに越したことはありませんね。

 

読書のデメリット

考える

読書が与えてくれるメリットについてはイメージできました。でも、良いことばかりではないですよね?デメリットもあるなら聞いておきたいです。
悩みを抱えた人

 

ここからは、私が思う読書のデメリットについて深掘りしていきます。

 

私が思う読書のデメリットは以下です。

注意ポイント

①時間がかかる

②お金がかかる

③読んだだけで良い気分になれてしまう

 

たんたん
それぞれ深掘りしていきます。

 

時間がかかる

まず第一に「時間がかかる」ということです。

 

本を読むスピードは人それぞれですが、私は1ページ読むのにだいたい1分くらいかかります。

200ページくらいの軽めの本でも、3時間ちょっとくらいかかってしまうイメージです。

日々忙しく仕事をしている会社員の方、子育てを頑張っている主婦・主夫の方、学校の勉強や部活動に忙しい学生の方にとっては、そうした時間を捻り出すのも大変かもしれません。

 

何事もトレードオフなので、本を読む時間を確保するためには、何かやっていることをやらなくするという決断も必要になってきます。

 

お金がかかる

2つ目は、多少なり「お金がかかる」ということです。

他の趣味と比べても本が安いとは言っても、1冊あたり1,000円~2,000円程度はするのが普通だからです。

 

月に3冊4冊と読んでいると、すぐに5,000円、6,000円くらいにはなってしまいます。

塵も積もれば山となる、ということわざがあるように、一度は大きくなくても、こうして継続的に発生するような費用については敏感になっておいた方が良いです。

 

読んだだけで良い気分になれてしまう

最後に、「本を読んだだけでその気になってしまいがち」ということがあります。

 

例えば自己啓発本で「相手の身になって考えることが大切」という内容を読んだとします。

当り前ですが、その本を読んだだけでは何も変わりません。

しかし、本の中では、

いかに相手の身になって考えることが大事であるか、

そうしたことを実践した人がどのような実績を残していったのか、

といったことがさまざまな事例や調査などから肉付けされていきます。

 

そうすると、その本を読み終えた時には、まるで自分が「相手の身になって考える」ことができている人間のように感じられてしまうのです。

もう一度書いておきますが「本を読んだだけでは何も変わらない」ということは肝に銘じておく必要があります。

 

本のデメリットについてもなんとなくわかりました。デメリットがあるのであればやめておこうかな…
悩みを抱えた人

 

たしかにデメリットはあると思いますが、解消する方法もあります。

時間がかかる、お金がかかる、ということについては

ポイント

・Kindle

・Audible

を利用することで、かなり軽減できます。

 

KindleもAudibleも、Amazonが提供しているサービスで、Kindleは電子書籍サービス、Audibleは本の読み上げサービスです。

 

例えばバス停での待ち時間や電車での移動時間などが手軽に読書タイムに変わります

1日24時間を伸ばすことはできませんが、これまで何の気なしに過ごしていた時間を、ちょっと意味のあるもの変えてしまうことができるわけです。

 

お金面についてもメリットがあります。

Kindle版を購入した場合は、実際の紙ベースの書籍を購入する場合よりも、1割くらいは安く手に入れることができます。

Audibleは実際の紙ベースの書籍よりも高いことがほとんどなのですが、それでも歩いている時間が読書タイムになるのであればコスパは良いです。

どちらのサービスも、初めて利用する場合には無料のお試し期間があるので、試しておいて損はないです。

 

Kindleについては「【無料期間あり】オススメの電子書籍サービス「Kindle Unlimited」の始め方!

Audibleについては「Audibleの始め方を画像付きで解説します!移動中も勉強できて快適です

でそれぞれ解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

この記事では「読書を趣味にしてみたいけど、メリットって何なの?」という方に向けて、

・読書をするメリット

・読書をする上でのデメリット

について解説してきました。

 

読書をするメリットは、

ポイント

①語彙力が高まる

②文章がうまくなる

③新しい着想を得られる

④専門的な知識を体系立てて学ぶことができる

⑤幅広い分野に興味が出てくる

⑥話題が豊富になる

といったことが挙げられます。

 

一方で読書をする上でのデメリットとしては、

注意ポイント

①時間がかかる

②お金がかかる

③読んだだけで、できた気になってしまう

ということです。

 

時間とお金については、KindleやAudibleといったサービスを使うことで、かなりカバーすることが可能です。

 

Kindleについては「【無料期間あり】オススメの電子書籍サービス「Kindle Unlimited」の始め方!

Audibleについては「Audibleの始め方を画像付きで解説します!移動中も勉強できて快適です

でそれぞれ始め方も解説しておりますので、参考にしていただけると思います。

 

この記事を読んでくれた方で、読書でまさに人生が変わった、という方が増えてくれるとうれしいです。

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