今回はこうした悩みにこたえていきます。
この記事では、
ポイント
①大人になってから何を勉強すれば良いのか
②大人でもできる勉強法
③大人が勉強のモチベーションを維持する方法
④大人になってから勉強できなくなる理由
を解説していきます。
筆者は、大学卒業後、しばらくしてから勉強を再開し、
・簿記
・ファイナンシャルプランナー技能士
といったいわゆる「資格」試験の勉強の他にも、
・お金の勉強
・時間の使い方の勉強
・人とのコミュニケーションの勉強
・人生の満足度を上げるための勉強
などを継続して来ています。
もくじ
大人になってから何を勉強すれば良いのか
「お金」「仕事」「時間」が勉強の軸
結論から言うと、大人になってからは「お金」「仕事」「時間」をより良くするための勉強をするべきです。
理由は、学校生活では教えてくれないのに、人生でかなり大事なことだからです。
お金の勉強って、学校では教えてくれないですよね?
金利の話やローンの話、株式や債券の話、資産運用や年金、税金の話などって、聞いただけでなんとなく難しそうですよね。
特に日本ではお金の話をするのはどこか「タブー」のように扱われています。
「そんなお金のことばかり考えていないで、もっと人のためになることを考えるべきだ」
「少しでも安く提供することこそがお客様のためで、高い金額を設定しているのは相手のことを考えていない」
など、「守銭奴」という言葉があるくらい、お金は悪者扱いされています。
多くの人はお金がほしいというのに、勉強したこともなければ、しようとしたこともない、というのが実情です。
ですので、ちょっとやるだけでかなり差をつけることができます。
私は大学を出ていますが、多くの人は大学で学んだこととはほぼ無関係の仕事に就きますよね。
学生の頃に学んだことと自分が生計を立てるためにしている仕事とは、直接関係のない人がほとんどではないでしょうか。
それであれば、仕事に対する勉強は必須ですよね。
やらなくても生きていける、仕事はこなせるかもしれませんが、勉強している人と差がついてしまうのは当然です。
この3つの中でも、時間が一番大事とも私は考えています。
人生は時間でできているともいえるからです。
でもその割には、時間の使い方に無頓着な人が多すぎるのが実情です。
以前こちらの記事で解説していますので、読んでいただけるとうれしいです。
「やっておいて損しない大人の勉強ジャンル3選!注意点もあわせて解説します」
大人でもできる勉強法
たしかに、学生の頃から勉強に対して苦手意識を持っている方は多いと思います。
しかし、学生の頃の勉強と、大人になってからの勉強は全く違うモノだ、と考えるようにしましょう。
理由は、大人になってからの勉強は誰かに強制されてやるものではないからです。
同じ「勉強」とはいえ、理由も目的も違うのですから、「勉強方法」は変わってきます。
学校に行く必要もないですし、時間が決められているわけでもありません。
違う手段でやるのであれば、必ずしも苦手とも限らないので、臆せずトライしてみましょう。
ここら辺のことはこちらの記事でまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
「勉強が苦手だと思っている大人へ!それって勘違いかもしれませんよ」
大人が勉強のモチベーションを維持する方法
たしかに、新しいことを始めてみるときに、
「成果が本当に出るのだろうか」
「やり方はこれであってるんだろうか」
「長いこと頑張ってみて、それでも結果が出なかったら時間を無駄にしたみたいでいやだな」
といろいろな思いがこみあげてくることはわかります。
そうしたことへの一番の対処法は「まずさっさとやる」ということです。
不安になるのもわかりますが、そもそもやり始めないことには損もなければ成功もないわけです。
たしかに「つべこべ言わずにさっさとやれ」では、まさに根性論ですね。
スタートを切るために、「簡単に取り組めるような小さなことから始める」ということを意識しましょう。
目標は大きくもってもらえば良いのですが、そこにたどり着くまでの方法を具体的にし、その具体化をできるだけ細かくして、最初の行動のハードルを下げるわけです。
それこそ、「仕事に追われる人生はいやなので不労所得で生活できるようになりたい!」という大きな目標を持っても良いわけです。
そこに至るまでのプロセスを具体的にして、最初の行動は現実的、具体的なものにしましょう。
例えば、
「不労所得を得る」→「不労所得とは何か」→「自分は働いていなくてもお金が入ってくるようにする」→「具体的にはどうすればそうなるか」→「賃貸不動産を複数所有していれば可能かも」→「賃貸不動産を複数持つためにはどうすればいいのかな」
といった感じですね。
ここまで来たら、賃貸不動産業界のことを調べてみたり、実際に不動産屋さんに話を聴きに行ってみたり、金融機関の借り入れのことを調べてみたりと、実際に自分でやれることが見えてきますよね。
最初からそうした知識をすべて持っている人はまずいません。
できるところからさっさとやる、というのが一番です。
こうしたモチベーションを維持するための方法については、過去こちらの記事で解説していますので、読んでみてください。
「大人が勉強のモチベーションを維持する方法!注意点もあわせて解説します!」
大人になってから勉強できなくなる理由
最後に、勉強を途中で挫折してしまう人も多いので、気を付けていただきたい注意点についてもまとめます。
多くの場合、勉強ができなくなるのは以下の理由からです。
注意ポイント
①仕事が忙しくて時間がない
②何かと誘惑が多くて集中できない
③勉強する理由がわからなくなってしまった
こうした気を付けたいポイントについて、その対処法もあわせてこちらの記事で解説していますので、興味がある方はぜひ。
「日本の大人が勉強できない理由5選!それぞれの解決策も解説します!」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「これから勉強を始めて、周りと差をつけたい!今の自分を変えていきたい!」という大人の方に向けて、
①大人になってから何を勉強すれば良いのか
②大人でもできる勉強法
③大人が勉強のモチベーションを維持する方法
④大人になってから勉強できなくなる理由
を解説してきました。
大人になってから勉強すべきジャンルとして「お金」「仕事」「時間」を挙げました。
どれも、人生においてとても大切であるはずなのに、学生のころは誰からも教えてもらえないようなジャンルです。
今からでも遅くはありません。明日の自分のために、今日から始めましょう。
学生の頃は勉強が苦手だった、という方も多いと思いますので、勉強法についても触れました。
そもそも、学生の頃の勉強と、大人になってからの勉強は、目的や取り組む理由が大きく違う場合がほとんどです。
理由や目的が違っていれば、当然方法も違うのです。
以前苦手だった、という意識は忘れてしまいましょう。
勉強に限らず、継続することで成果が出やすくなる場合は多いです。
そのためにも、モチベーションを維持することも必要です。
多くの人は、取り組む前にいろいろと考えて行動に移せなくなってしまいがちです。
さまざまな場面を想定することは大事ですが、まずは小さなことからでもスピード感をもって手を付けることが重要です。
最後に、挫折してしまいがちな注意点を、気を付けたいポイントとして挙げました。
何かに挑戦していれば、思いがけないことも起こるモノです。
始めてやるようなことであれば、自分に言い訳したくなることも一度や二度ではないはずです。
そうした時も、なぜ自分はそれにトライしているのか、ということを考えて、立ち向かえるようになりたいですね。
この記事がきっかけになって、一人でも多くの方が自分の理想の生活を手に入れることができたらうれしいです。