今回はこうした悩みにこたえていきます。
この記事では、
ポイント
・損をしない大人の勉強ジャンル3選
・大人が勉強する際の注意点
・人生の満足度を上げる勉強スタイル
を解説していきます。
筆者は大学を卒業した後、銀行に入社したのですが、そこでもいろいろな勉強をしました。
もちろん、仕事上必要だったジャンルもありますし、そうではないジャンルもあります。
もくじ
損をしない大人の勉強ジャンル3選
早速ですが、「損をしない大人の勉強ジャンル」は以下です。
①お金の勉強
②自分の仕事にかかわる勉強
③時間の使い方の勉強
お金の勉強
まずは「お金の勉強」です。
理由は、お金の知識は学校では教えてくれないから、です。
もちろん、大学にまでいって、経済学部や経営学部に入れば、そうした知識は学べます。
しかし、誰もがそうした学部にすすむわけではないですよね。
住宅ローンの金利は今の相場ではどれくらいになっているのか
投資するにはどのような商品があるのか
今受け取っているお給料からは、受け取る前にどういう税金が引かれているのか
じつは「お金の勉強」をしておくだけで、お得に立ち回れることも少なくありません。
増やすだけでなく、減らさないためにも、お金の勉強はしておいた方が良いですよね。
自分の仕事にかかわる勉強
次に「自分の仕事にかかわる勉強」です。
理由は、自分の仕事の効率が上がれば、その分時間が自由になったり、もらえるお金が増えたりするから、です。
例えば、営業職として仕事をしている方がコミュニケーションについての勉強を重ねていけば、商品の成約率が上がるかもしれません。
他にも、経理として働き始めた方が簿記の勉強をしていけば、毎日の事務処理で迷うことが減って、残業時間が劇的に短くなるかもしれません。
本屋さんに行くと、いろいろな自己啓発本が並んでいますが、やはり本業に近しいところから勉強していくのが「やっておいて損しない勉強」といえるでしょう。
時間の使い方の勉強
3つ目は「時間の使い方」に関する勉強です。
当り前ですが、時間は有限です。
「何か勉強したいな」と思ったとしても、その勉強をするための時間も、今までやっていた何かをやめて捻り出す必要があります。
今やっていることを効率化すれば…
この隙間時間を何とか使えば…
というのはたしかに魅力的ですが、どっちつかずになりがちです。
何に時間を使うべきなのか、どうすればそうできるのか、ということを考える必要があります。
時間はお金と同じように「資産」ということを忘れず、その使い方も学んでおいた方が良いですね。
大人が勉強する際の注意点
ここからは、勉強する際に気をつけておきたい注意点を解説します。
具体的には以下の3点です。
注意ポイント
①本を買っただけで終わらせない
②1回やっただけで終わらせない
③自分だけで終わらせない
本を買っただけで終わらせない
勉強する際にオススメなのは「読書」ですが、くれぐれも「本を買っただけで満足しない」ようにしましょう。
私も何度も経験があるのですが、
「この本を読めばとても参考になりそう!」
と思って購入するのですが、いざ読んでみても思ったほど理解できず、結局本棚の隅の方におかれたままになる、ということがあります。
本は必ずしも最初から最後まで読む必要はないですが、「本を買うことが目的」にならないように注意しましょう。
1回やっただけで終わらせない
2つ目は「1回やっただけで満足しない」ということです。
よほどの天才でもない限り、勉強したことは1回やっただけでは成果は出ません。
1回やってみる→うまくいかない→もう1回やってみる→やっぱりうまくいかない
→何が悪いのか、勉強したことと違うのか考えてみる
→気が付いたことに気をつけながら、またやってみる
→ちょっとうまくいく
→なぜうまくいったのか考える
→またやってみる
ということを繰り返してこそ、自分の能力として身に付いていくものです。
1度やっただけで満足しない、あきらめない、ということは覚えておいてよさそうです。
自分だけで終わらせない
3つ目は「自分だけで終わらせない」ということです。
勉強しても、自分の中だけで完結させていては身に付きづらいですし、もったいないです。
例えば、「資産を運用する際には長期的スパンで考え、短期的な資産の値動きに一喜一憂しない方が良い」ということを学んだとします。
そうした学びは「発信した方が記憶に残りやすい」といわれています。
今の時代では、SNSなどがあるので、備忘録代わり、自分のメモ代わりとしてTwitterなどで学んだ内容を発信するのはオススメです。
それを見た他の方にも学びがあれば一石二鳥ですよね。
人生の満足度を上げる勉強スタイル
残念ながら、勉強したからといって必ずしも生活の満足度が上がるとは限りません。
最後に、私が思う「満足度が上がる勉強スタイル」について解説します。
具体的には、以下3点です。
ポイント
①自分がやりたいことを追い求める
②積み上がるジャンルを選ぶ
③違うと感じたら方向転換する
自分がやりたいことを追い求める
一番大事なのは「自分がやりたいことを勉強する」ということです。
理由は、興味がないことを勉強しても頭に入らないから、です。
学生時代のことを思い出していただきたいのですが、全く興味のない科目は授業中眠くなりませんでしたか?
学生時代の私は世界史に興味がなかったので、全く勉強する気になれませんでした。
それと同じで、「〇〇は今後役に立つから」といわれたジャンルでも、
全く普段の生活と関係ない
自分の仕事とも結びつかない
話をきいても興味がわかない
というジャンルは辞めておきましょう。
そうではなく、自分がやりたい、と思えるジャンルを優先して勉強していくべきです。
その方が「頑張って勉強している」感もなくなるので継続できますよ。
積み上がるジャンルを選ぶ
次に「経験や資産が積み上がるジャンルを勉強しましょう」ということです。
上でも紹介したような「お金」「自分の仕事」「時間」についての勉強は、勉強するほど「知識」や「経験」が積み上がります。
逆に、いわゆる「ハウツー本」は積み上がりがないモノも多いです。
なぜならば、そこで紹介されている事例のようなことばかりが起こるとは限らないからです。
知識を学び、実際に行動してみて、学んだ知識と違うところや同じところが何かを考え、さらにまた行動していける、というジャンルを選ぶのが大事です。
違うと感じたら方向転換する
3つ目は「やってみて違うと感じたらすっぱりやめる」ということです。
理由は、頑張って継続しようとすると継続することが目的となってしまいがちだから、です。
勉強して、そこで得た知識や経験を生かして、生活を豊かにする、毎日の満足度を上げる、ということが目的なはずです。
「継続すること」自体が目的になってしまっては、意味がありませんよね。
もちろん、ある程度継続しないと成果が出ない、というものもあります。
そうしたジャンルの場合、「頑張らなくても継続できるかどうか」ということを意識してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、
・大人が勉強するべき損をしないジャンル3選
・大人が勉強する際の注意点
・人生の満足度を上げる勉強スタイル
について解説してきました。
大人が勉強するべき損をしないジャンル3選は、
ポイント
①お金の勉強
②自分の仕事にかかわる勉強
③時間の使い方の勉強
です。
まずは勉強するにも気楽に取り組める方法が良いでしょう。
オススメなのは読書です。
お金の勉強であれば以下の本がオススメです。
感想はこちらで書いていますので、読んでいただけるとうれしいです。
時間の使い方については、この本を読んでみてください。
これも感想はこちらで書いています。
また、大人が勉強する際の注意点については、
注意ポイント
①本を買っただけで終わらせない
②1回やっただけで終わらせない
③自分だけで終わらせない
ということに気をつける必要があります。
最後に、人生の満足度を上げる勉強スタイルとして、
ポイント
①自分がやりたいことを追い求める
②積み上がるジャンルを選ぶ
③違うと感じたら方向転換する
ということを深掘りしました。
そういう方には以下の本がオススメです。
以前にこちらで感想を書いていますので、気になる方は読んでみてください。
この記事を読んでくださった方で、「ちょっと勉強してみるか」と行動を始める方が増えてくれると嬉しいです。