今回はそうした悩みに応えていきます。
この記事では、
ポイント
・大人が勉強できない理由
・その解決方法
について深掘りしていきます。
筆者は大学を卒業してから10年以上が経ちますが、その間にも、
・FP
・簿記
・金融関係の資格
を取得。今では毎月5冊程度は本を読んでいます。
ざっくり毎日の勉強時間は2~3時間程度です。
もくじ
大人が勉強できない理由5選
早速ですが、大人になって勉強ができないという理由は以下が考えられますよね。
ポイント
①仕事などが忙しく「時間がなくて」勉強できない
②いざ机に向かってみても「集中できなくて」勉強できない
③勉強しようにも「何を勉強すればいいのかわからなくて」勉強できない
④自分の周りに「誘惑が多すぎて」勉強できない
⑤そもそも「勉強する理由がわからなくて」勉強できない
仕事などが忙しく「時間がなくて」勉強できない
学校に通っていた時と違い、働き始めると「勉強中心」から「仕事中心」になります。
そのため、単純に勉強に費やせる時間が持てなくなる、というものです。
たしかに、日中一生懸命仕事に向き合っていると、帰宅後にさらに頭を使う、というのはけっこうしんどいものです。
いざ机に向かってみても「集中できなくて」勉強できない
いざ勉強しようとしても、集中力が続かない、というパターンです。
たしかに、家事をしていたり、子育てをしていたりすると、勉強に集中できるような環境を確保することは難しくなってくるかもしれません。
勉強しようにも「何を勉強すればいいのかわからなくて」勉強できない
学生時代と違い、何を勉強するのかも自分で決めていく必要があります。
その際、「何を勉強すれば良いかわからない」ということもあるでしょう。
たしかに、毎日会社に行って、そこにある業務を一生懸命こなしているだけだと、仕事以外に何を勉強すればいいのか、気づけなくなってしまいます。
自分の周りに「誘惑が多すぎて」勉強できない
勉強以外の「さまざまな誘惑」に負けて、勉強が手につかないパターンです。
今の日本は、身の回りはさまざまなモノであふれています。
私も携帯ゲームが大好きなので、ついつい時間を取られがちです。気が付くと1時間や2時間は簡単に過ぎてしまいますよね。
そもそも「勉強する理由がわからなくて」勉強できない
学生時代はテストで良い点を取るために勉強する、という理由付けができました。
一方で、大人になってからは「定期テスト」はありません。
そのため、「勉強をする理由を見失いがち」です。
たしかに、試験があれば、それに合格する、良い点を取るために勉強する、というのはわかりやすいですよね。
しかし、大人になってからはテストで良い点をとっても、誰も何も言ってはくれません。
「勉強できない問題」の解決方法
ここまでは、大人になってから勉強ができない理由を5つ見てきました。
ここからは、そうした「勉強できない理由」の解決策を解説していきます。
早速ですが、具体的には以下の5つの方法です。
ポイント
①やらないことを決めて時間をひねり出す
②自分が集中できるような習慣を作る
③自分が関心のあるものを探す
④辞めたい行動は一手間かけないとできなくする
⑤将来どうなりたいのか考える
やらないことを決めて時間をひねり出す
勉強する時間を作り出すためには、「やらないことを決める」必要があります。
1日はどう頑張っても24時間しかないからです。
まじめな人ほど、両方できるようになる方法を探してしまいます。
しかし、
注意ポイント 自分のエネルギーを2つに分けてしまうことはそれだけでも片方に充てられるエネルギーは半分になってしまう
ということです。
やらない、ということは何もさぼっているということではありません。
しっかりと取り組むためにも、やらないことを決めましょう。
自分が集中できるような習慣を作る
「習慣を味方につける」ことで、自分の集中力を高めましょう。
いつも同じ時間帯、同じ場所、同じ方法で物事に取り組むことで、習慣として毎日の生活に組み込むことができるようになります。
習慣化することで、自然と取り組むことができるようになるわけです。
たとえば、毎朝何も考えることなく歯を磨いていませんか?
お風呂に入った時、どこから洗い始めるか、いちいち考えていませんよね?
当り前のこととして取り組むことができるようになることで、他のことに気を紛らわされるようなことがなくなります。
自分が関心のあるものを探す
「自分が何に関心があるのか」、今一度考え直してみましょう。
関心があるものを勉強した方が、自然と継続できるからです。
そうした時は、普段自分がなにも意識せずともやっていることは何なのか、考えてみましょう。
たとえば、
・苦もなく毎日ランニングに出かけたりしていませんか?
・とくに考えずとも、料理を作れたりしませんか?
・誰にも言われずとも、部屋をきれいに片づけるようにしていませんか?
ごく自然にできていることは、実は他の人からすると「普通」ではないかもしれません。
そうした他の人ができないことは、自分の強みだったりします。
自分の強みに気が付くことができたら、そこを伸ばすように勉強してみるのも良いのではないでしょうか。
辞めたい行動は一手間かけないとできなくする
誘惑に負けそうになるのであれば、「その誘惑から距離を取る」ようにしましょう。
ここでいう「距離を取る」というのは、「一手間かかるようにする」ということです。
ついつい携帯電話を覗いてしまうのであれば、勉強するときは毎回電源を切りましょう。
そうすれば携帯をいじろうとしても、電源を入れる、という一手間をかけないといけなくなります。
さらに、椅子から立ち上がってちょっと歩かないと手に取れないような場所においておきましょう。
そうすれば、そもそも携帯を取りにいかなければいけなくなります。
こうして、手間がかかるようにしていけば、次第にそうした誘惑に押し流されてしまうことも減っていくはずです。
将来どうなりたいのか考える
「自分が将来どうなりたいのか、どうなっていたいのか」考えてみましょう。
将来なりたい自分と、今の自分を見比べてみれば、その差を埋めるために勉強する、という理由付けができるからです。
たしかに、あまりに高いハードルは、乗り越えようとする気持ちさえ、へし折ってしまいますよね。
ですので、将来像は高くしても、その前に達成可能な低いハードルを用意してあげるようにしましょう。
たとえば、いきなり税理士になる、という目標を立てるよりは、まずは簿記などのなじみやすいモノから勉強していく、などです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、「大人になってから勉強ができない」という悩みを持つ方に向けて、
・大人が勉強できない理由
・その解決方法
について解説してきました。
大人が勉強できない理由としては、以下の5つを解説しました。
ポイント
①仕事などが忙しく「時間がなくて」勉強できない
②いざ机に向かってみても「集中できなくて」勉強できない
③勉強しようにも「何を勉強すればいいのかわからなくて」勉強できない
④自分の周りに「誘惑が多すぎて」勉強できない
⑤そもそも「勉強する理由がわからなくて」勉強できない
そして、その解決方法として、以下の5つを深掘りしました。
ポイント
①やらないことを決めて時間をひねり出す
②自分が集中できるような習慣を作る
③自分が関心のあるものを探す
④辞めたい行動は人手間かけないとできなくする
⑤将来どうなりたいのか考える
やらないことを決める、ということについては、エッセシャル思考という本がオススメです。
読んだ際の感想はこちらで書いてますので、参考にしていただけると嬉しいです。
また、習慣をつくるためにはぜひメンタリストDaiGoさんの本を読んでみてください。
この本ももちろん、感想をこちらで書いています。
そして、やりたいことが自分でもわからない、という方はこの本を読んでみてはどうでしょうか。私も、この本を読んでかなり救われました。
読んだ際の感想は、こちらからどうぞ。
いきなり勉強を生活に取り入れるのはハードルが高い、という方は、まずは読書から始めてみましょう。
Kindle、Audibleであれば、移動時間や休憩中などの隙間時間もうまく使えます。
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この記事が、
「本当はちょっとずつでも勉強してみたいんだよね」
という方の参考になればうれしいです。