今回はそうした悩みに応えていきます。
この記事では、
ポイント
・自分のやりたいことの見つけ方
・やりたいことで生活していくための方法
について解説していきます。
筆者は大学卒業後、東証一部に上場している銀行に入社しましたが、より自分がやりたいことで生活していくために転職を3回繰り返しています。
その度に給料があがったり、自分でコントロールできる時間が増えたりしています。
もちろん、逆に給料が下がったり、時間が制限されることもありますが、人生の満足度は上がってきていますね。
そんな筆者が解説していきます。
もくじ
自分のやりたいことの見つけ方
結論としては「とにかくいろいろやってみる」ということです。
理由は「現時点でやりたいことが分からないのであれば、そのまま考えても結局わからないままだから」です。
たしかに、以前の私もそうでした。
頭ではなんとなく「このままでいいのかな」と思いつつも、具体的に何かやりたいことがあるわけでもないので行動に移せていなかったんです。
ただ、「具体的に何かやりたいことがなければ行動できない」というのは思い違いです。
実際に私がやってみたことを挙げてみます。
・本を読む
・人と会う
・発信する
本を読む
単純ですが「読書をする」というのはとても価値があります。
私は社会人になってしばらくしても本を読む習慣がありませんでしたが、今では月に5冊~6冊くらいの本を読みます。
本を読むことで
ポイント
・自分の知らなかった世界を覗くことができる
・実際には会うこともできないような人が考えていることを知れる
・具体的な行動の仕方まで知ることができる
など、圧倒的にメリットが大きいです。
私も以前はそう思っていました。
ですが、電子書籍でほぼ解決できます。
電子書籍と紙媒体の本の比較について、以前記事にしておりますので、良かったら読んでみてください。
-
電子書籍と紙媒体、読書にはどちらが良さそうか!実体験をもとに解説!
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人に会う
次に、「人に会う」ということです。
人と会うことで、本では得られないような情報を得ることができるからです。
イメージしてもらえばわかると思いますが、実際文字に書きづらいことってありますよね。
情報という意味でもそうですが、なかなか言葉だけでは伝えきれないようなニュアンスや人となりもあるわけです。
そうした「非言語情報」を得られるのが実際に会うことの良い点ですよね。
2021年6月現在は新型コロナウィルスの影響もあって、人と会うことがなかなかはばかられるご時世ですが、LINEやZoomなどWebで顔を合わせることもできるので、積極的に使っていきたいですね。
発信する
3つ目は、「発信する」ということです。
せっかく自分で行動して、学び、感じたことを自分の中だけでとどめてしまうのは、もったいないです。
今のご時世ですから、TwitterやInstagramなどのSNSはだれでも簡単に利用できます。
発信することで、自分の頭の整理にもなります。
たしかに、初めて投稿する時はとても緊張するものです。
ですが、安心してください。
最初の投稿なんて、ほとんどだれの目にも止まらない、というのが現実です。
考えてもらえばわかるのですが、「何者でもないどこかの誰か」であるあなたが書いた投稿を「日々忙しい世界中の人々」がわざわざ見てくれるでしょうか。
「ありもしない現実」をこわがるよりも、「今現実の自分」をしっかりとブラッシュアップしていくことに目を向けましょう。
その方が人生幸せなはずです。
やってみて無駄だったと感じたこと
逆に、やってみてあまり意味がなかったな、と思うのは以下のようなことです。
合コンなどの飲み会
「人と会う」の一環で、いろいろな飲み会や異業種交流会なるものに参加してみました。
結論「無駄」です。
理由は「飲み会が目的になっているから」です。
もちろん、多くの人と会える、話をできる、というのは楽しいことでもありますが、実際そこで知り合った方々の多くは一度きりの関係でした。
その出会いから、何か趣味や仕事などに広がるような目的を強く持っていないと、時間もお金も浪費することになってしまいます。
やる前にやる方法をいろいろと考えること
次は「計画を何かと立てようとすること」です。
たしかに目標もなしにやり始めることは避けた方が良いのですが、やり始める前から入念に調べたり考えたりし過ぎると、そもそもスタートが切れない、ということになりがちでした。
調べるほど
・すでに始めている人たちとのギャップが気になって始められない
・細かい部分の準備まで気になって、実行に移せない
など、空想の中でしか行動ができないようになってしまいます。
最低限の準備をしたら、さっさと始めてしまいましょう。
やりたいことで生活していくための方法
ここまでは、やりたいことを見つけるための方法について解説してきました。
ここからは、見つけたやりたいことで生活していくための方法について解説していきます。
結論としては「見つけたやりたいことを継続し、発信していく」です。
理由は「継続することで生活の一部になるから」です。
やりたいことで生活するのであれば、独立などのためのスキルを身に付けるのが優先なのではないでしょうか。
たしかに、独立してフリーランスで生きていく、というのも一つの選択肢でしょう。
ですが、そこに一歩踏み出せない人が多いことも事実です。
やっぱりこれまでやったことがないことに挑戦するのは勇気がいりますからね。
ですので、現時点で会社員として働いているのであれば、まずはその生活を維持しつつ、やりたいことの時間を確保できるようにしていくことがオススメです。
そのために私が意識しているのは以下のことです。
ポイント
・自分の中の優先度を明確にする
・優先度の高いものの実現に注力する
自分の中の優先度を明確にする
まずは、「自分が何を実現したいのか」をはっきりさせましょう。
例えば、「時間に縛られない生活がしたい」なのであれば、「時間」を優先させる、ということです。
通常、会社員として働いていれば、残業が発生すれば残業代が付く分「お金」は多く手に入ります。
一方で残業に費やす分「時間」は失われるわけです。
どちらも欲しい!だと「どちらも手に入らない」というリスクもはらんでしまいます。
トレードオフという考えを持って、何を手に入れたいのかは決めておきましょう。
優先度の高いものの実現に注力する
「何が欲しいのか」がはっきりしてきたら、次は「その欲しいものを手に入れることに注力する」ことを意識しましょう。
もちろん、普通に考えればそうなのですが、現実世界ではそうでもない行動をしてしまうことが少なくありません。
例えば上の例のように、残業と時間について考えてみましょう。
自分は「時間」を大切にしているので残業は極力せずに帰りたい、と考えているとします。
金曜日のお昼過ぎに、上司から
「この資料、来週の月曜の朝の打ち合わせに使いたいから、まとめておいて。土日時間あるでしょ?」
と言われたとします。正直、こういう投げかけって、普通にありますよね。
その時に、
「土日は休みなので、ここまでであれば今日中に作業ができます」
と言えるでしょうか。
「この仕事、断ったら上司からの評価下がるかな。そうなると嫌だな」
と思わないでしょうか。
極端な例かもしれませんが、自分の中での優先度を決めて、それを維持しようとする、という事は大なり小なり、人からの依頼に「No」を言わなければいけないことが出てきます。
そうならないように、時間内で依頼された仕事を終えられるようスキルを磨いたり、無駄な時間を使わなくていいように普段から業務をマニュアル化するなど、工夫が必要なのであり、スキルがあるから楽になる、という順番ではないのですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、「やりたいことが何なのかわからない」という方に向けて
・やりたいことの見つけ方
・やりたいことで生活していく方法
について解説してきました。
やりたいことを見つけるために、
ポイント
・本を読む
・人と会う
・発信する
ということをやってみると、新しい自分に出会える確率が上がります。
本を読むのであれば「ながら時間」を使うと、長続きしますよ。
移動時間などはKindleやaudiobookなんかで読書できると、わざわざ読書の時間を取らなくて済むのでオススメです。
Amazonの提供しているサービスなので、種類も豊富で使いやすいです。
無料期間があるので、お試しでやってみて、合わなければ解約、というのでもありかと思います。
やりたいことで生活していくために
ポイント
・優先づけをする
・優先度の高いものから取り組む
ということをお伝えしました。
自分が「やりたい!」と思っていることを生活に取り込んでいけると、毎日の生活が少しずつ豊かになってきます。
これまで日本では小さい頃から
「周りの人に迷惑をかけない」「人の言うことを聞く」「言われたことをやる」
ということを教え込まれ、そうすることが「良いこと」だと教えられてきました。
もちろん、そうした面もあるのですが、それで大人になってから
「自分の意見を持て」「そんなこと自分で考えろ」「言われたことしかできないのか」
と言われても、急に梯子を外された感が満載です。
自分のやりたいこと、は誰かから教えてもらえるものではないので、少しずつでも自分で行動し、何がやりたいのかを見つけていきましょう。
この記事が少しでも参考になったり、勇気づけられるきっかけになればうれしいです。