今回はこうした悩みに応えていきます。
この記事を読むことで
ポイント
・コミュニケーションで悩まなくなる方法
・絶対に近づいてはいけない人の特徴
が分かります。
この記事を書いている私も、以前はかなり人とのコミュニケーションで悩んでいました。
しかし、これから解説する方法、考え方を実践していくことで、そうした悩みはかなり薄まり、普段の生活で悩むようなことはなくなってきています。
もくじ
人とのコミュニケーションで悩まなくなる方法
早速ですが、結論としては「言語化能力を高めよう」ということです。
理由は、
「なぜ人とのコミュニケーションに不安を感じるのか」
「なぜ人とのコミュニケーションが下手だと思うのか」
ということが分かってくることで、そうした悩みへの対処法が見つかってくるからです。
例えば、「なぜ人とのコミュニケーションに不安を感じるのか」考えてみましょう。
その場合は、
「自分の言いたいことが伝わらない」
「相手を不快にさせる」
「仕事が上手く進まない」
ということに分けて考えられます。
自分の言いたいことが伝わらない
これにはいろいろな原因が考えられます。
たとえば、
①こちらの言っていることが論理的に破綻している
②相手の知らない知識を使ってしまっている
などです。
「こちらの言っていることが論理的に破綻している」場合は、話す内容を改めて考え直してみましょう。
実際に話す内容の原稿を書いてみると効果的です。
AだからB、という原因と結果の関係をシンプルにしていくと、論理の飛躍も防げます。
ここで気を付けたいのは
注意ポイント
「結論から先に話すべきかは、相手による」
ということです。
たしかにその通りなのですが、人は論理だけでは動きません。
人は「論理で理解し、感情で動く」とも言います。
結論だけ先に一方的に伝えようとすると、
「○○ということもあるじゃないか!全く自分の気持ちをわかってくれていない!」
と相手を怒らせてしまうことがあります。
その後から理由を伝えようとしても、そうなってしまうと手遅れです。
相手の知らない知識を説明に使ってしまっている場合は、相手があなたの言っていることについてこれていない状態です。
小学1年生に微分積分の話をしようとしても、当然わかってもらえません。
つい見栄をはって、専門用語を使ってしまいがちですが、そういう場合は要注意です。
どんな仕事でも、1年2年働いているとその業界特有の言葉や知識が身についてくるものです。
それ自体は喜ばしいことですが、普段その業界にいない方に話をする時は気を付けましょう。
相手を不快にさせる
コミュニケーションが下手、と言われる人が知らず知らずのうちにやってしまいがちなことです。
多くの場合は、
注意ポイント
①相手の話に割って入る
②相手の話題を自分の話題にすり替える
ということが原因でしょう。
相手の話に割って入る、は、相手の話を真剣に聞いているからこそ、です。
真剣に聞いているからこそ
「ん?それってどういうことだ?」
というポイントをそのままにしておけず、口をはさんでしまうのです。
こういう時は、相手の話が途切れるのを少し待って、
「ちょっと聞きたいんだけど、良いかな?」
とワンクッションおいて質問してみましょう。
相手の話題を自分の話題にすり替える、という点は自信の無さの裏返しです。
つい相手よりも自分の方がより「良い」経験をしている、とマウントを取りたがった結果ともいえるでしょう。
そうなるともちろん、相手はおもしろくないですよね。
自分の体験談などは、相手から聞かれた時に軽く伝える、くらいがちょうど良いくらいです。
仕事が上手く進まない
最後は「自分のコミュニケーションが原因で仕事が頓挫する」ということを心配してしまう状況でしょう。
たしかに、自分でも苦手だと思っていることをやらなければいけない時は、不安になるものです。
そうした時は、思い切って周りに相談してみましょう。
「今度のプレゼン、こういう風に相手に伝えてみようと思ってるんだけど、どうかな」
「前回上手く伝えられなかったら、次回は先方まで同行していただけませんか」
などなど。
自分は不安に思っている
でも、その不安を乗り越えるためにこんなことをして備えている
あなたにも協力してもらいたい
そうした前向きなメッセージを伝えられれば、嫌がる人はあまりいないでしょう。
そこで煙たがられるようであれば、仕事以前に普段の接し方を見直してみた方が良いかもしれません。
絶対に近寄ってはいけない人とは
そう感じてしまうのは、もしかしたら周りに「近寄ってはいけない人」がいるのかもしれません。
コミュニケーションが苦手だと自分で感じている人が近寄ってはいけない人の特徴は以下のような人たちです。
注意ポイント
①あなたのことを「コミュニケーションが下手だ」と言ってくる人
②自分の自慢をやたらとしてくる人
③日和見な人
あなたのことを「コミュニケーションが下手だ」と言ってくる人
あなたの苦手としている点でマウントを取ろうとしてくる人です。
「自分はここが苦手だ」と感じている人は、自己肯定感が低かったり、マジメな人が多いです。
そうした人を相手に、自分が優位に立って自分の言うことを聞かせようとする人がいます。
特に職場の上司などに多いです。
「自分は君のためを思って、指摘してやっているんだ」
くらいのことを思っている方さえいます。
指摘するのであれば
「もっと具体的に相手が理解できるように、専門用語を使わずに説明してみれば良いのでは?」
「言葉だけでは伝わらないので、グラフなどの視覚にも訴えられるような資料を作って説明するように」
などの指示を出せばよいのであって、あなたのことを低く下げて話す必要はありません。
そうした方からはすぐにでも距離を取りましょう。
自分の自慢をやたらとしてくる人
やたらと自分の自慢をする人にも要注意です。
「おれはコミュニケーションスキルが高いから、話せばすぐ相手にも納得してもらえる」
「頭よりも口が大事だ」
と本気で思っているタイプですね。
たいていの場合は本当に「口」だけの人が多いので、こうした方もさっさと見切りを付けましょう。
日和見な人
日和見とは「しっかりとした考えに基づいて行動するのではなく、常に形勢を観察して、有利だと思われる方に従って行動する」ということです。
もっと簡単に言うと、
「自分の頭で考えることなく、有利そうな人の方について行動する」
ということです。
場合によっては、本人は「自分は要領が良い」とすら思っているかもしれません。
そうした「要領が良い」人は結局のところ誰か引っ張ってくれる人物がいないと何もできなくなるので、これも同様にさっさと見切りをつけてしまいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では「コミュニケーションが下手、コミュニケーションが苦手と感じている人」に向けて、
・コミュニケーションで悩まなくなる方法
・絶対に近づいてはいけない人の特徴
を解説してきました。
コミュニケーションで悩まなくなる方法のポイントは、「言語化能力を高める」ということです。
言語化能力を高めることで、自分が何に悩んでいるのか、それを解決する方法は何なのかが分かるようになってきます。
ちなみに、ブログなどの文章を書くことが言語化能力を高めるのには良い練習になります。
文章を書く、ということについては、イケハヤさんの「武器としての書く技術」という本が参考になります。
感想も書いてますので、良かったら読んでみてください。
-
【読書メモ】武器としての書く技術
続きを見る
絶対に近づいてはいけない人の特徴は、
注意ポイント
①あなたのことを「コミュニケーションが下手だ」と言ってくる人
②自分の自慢をやたらとしてくる人
③日和見な人
というものです。
どの特徴の人とも即距離をとるようにしましょう。
コミュニケーションが下手、というのはそうした「近づいてはいけない人」から植え付けられた負のイメージであることも多いです。
あなたの周りにいてくれる人は、皆が皆あなたのコミュニケーションを深いと思っているわけではないですよ。