今回はそうした悩みに応えていきます。
この記事を読むことで
ポイント
・異業種に転職する際に気を付けたいこと
・転職を考えることのメリット
が分かります。
この記事を書いている私は、28歳の時に新卒時から勤めていた金融機関を辞め、異業種であるコンサル業界に転職しました。その後コンサル業界でも2度転職し、そのたびに人生の豊かさが高まっていることを実感しています。
今もコンサル業界で働きつつ、こうしてブログやSNSで発信をしていけるようになりました。
もくじ
異業種への転職を失敗させないために気を付けたいこと
早速ですが、異業種への転職を考える際に気を付けたいことは以下3点です。
ポイント
・どういう人生を歩みたいのか考える
・今の自分に何ができるのかを把握する
・とにかく行動する
どういう人生を歩みたいのか考える
まずはしっかり「自分のことに目を向けましょう」。
自分がどういう人生を歩みたいのかわからないままだと、そもそも転職する業界も的外れなものになってしまいかねないからです。
「バリバリ働いて、給料も稼ぎたい!」
「給料はそこそこでいいから、自分の時間を確保できるような働き方がしたい」
「他の人が経験できないようなことを経験して、ステップアップしたい」
などなど。
どうなりたいのか、というのは自分にしかわかりません。
なので、しっかりと自分と向き合いましょう。
たしかに、大学卒業まで多くの人は、
「周りに迷惑をかけないようにしなさい」
「周りと足並みをそろえなさい」
「言われたことをちゃんと守りなさい」
と言われて生きてきたでしょう。
マジメに生きてきた人ほど、そうした「周りからの束縛」に従順に生きてきたはずです。
しかもそうした「従順」な人ほど評価され、「えらい」と褒められてきたかもしれません。
ただ、会社に入り、仕事をしていくと急に
「君はどうしたいんだ?」
「言われたことばかりでなく、自分で考えろ」
と言われるわけです。
なかなか過酷ですよね。
それでもやはり豊かな人生を生きていくには、自分で考えるほかにないのです。
時間がかかっても、しっかりと自分の考えに向き合ってみましょう。
今の自分に何ができるのかを把握する
どう生きていきたいのか見えてきたら、次は「今の自分に何ができるのか」考えてみましょう。
自分の理想の生き方を、今の自分の能力で実現できるのか確かめるためです。
例えば、
「会社に縛られず、1日自分の好きなように生きていたい」
という生き方を選んでも
「今の時点で資産も収入もなく、会社員として働かなければ生活していけない」
のでは話になりませんよね。
それと同じように、
「斬新なゲームアプリを開発して、世界中の人に遊んでもらいたい」
と思っても
「ゲームの開発に全く関与したこともなく、自分でゲームを作る方法も分からない」
のではとてもじゃないですが実現できません。
自分に厳しい人ほど、そう思ってしまいがちです。
そういう時は、普段一緒にいる人に相談してみましょう。
「自分の良いところってなんだと思う?」
そう聞いてみましょう。
案外、自分のことは自分でもわかっていないものですよ。
それが恥ずかしければ、普段自分が何気なくやっていることに目を向けてみるのも一つの方法です。
自分でも意識せずにやり続けられていることは、他の人からすると多大な努力を必要とすることかもしれないのです。
例えば私は今は朝5時から起きて筋トレや瞑想をこなした後で出勤していますが、朝5時起きは普通の人からしたらかなりの苦行です。
何人か友人にも話してみたのですが、
「お前、その年でもう老人みたいな生活してるんだな…」
「そんな朝早くから起きて、修行でもしてるの?」
「いや、普通に考えてもっと寝てたいじゃん…」
という反応しか返ってきません。
私からしたら、誰にも邪魔されない時間を確保でき、頭もすっきりした時間帯でやりたいことをできる最高の時間なのですが。
そうした「自分の決めたことを淡々と積み上げていける」というところが私の強みでもあったわけですが、これは誰かに話してみないと気が付けないことでした。
自分ができることに目を向けてみると、いろんなことが分かるようになります。
とにかく行動する
最後は「とにかく行動をする」ということです。
いくら考えてみても「結局行動しないと何も変わらない」からです。
ここまでで、自分の理想と、現在の自分の能力、そのギャップについてわかってきたはずです。
さらに、自分の強みまで見えてきましたよね。
そうしたらそのギャップを埋めるべく、行動していきましょう。
転職の際に気を付けたいのは、
注意ポイント
「1度の転職でそのギャップを埋める必要は必ずしもない」
ということです。
「腰掛け」と言われると聞こえが悪いですが、自分の人生を豊かにするために会社を使う、くらいの気持ちで十分です。
会社も、あなたの労働力を活用して、利益を生んでいくわけですからね。
あくまで雇う側である会社と、雇われる側である自分は対等である、ということを忘れないようにしましょう。
転職を考えるメリット
ここまでは、転職を考える際に気を付けたいことを解説してきました。
ここからは、転職を考えることのメリットについて解説していきます。
早速ですが、転職を考えることのメリットは以下の3点です。
・しっかりと自分と向き合う時間を取れる
・チャンスを逃さない
・毎日の時間を無駄にしない
しっかりと自分と向き合う時間を取れる
これは上の「気を付けたいポイント」でも解説しましたが、「自分のことを良く知ることができる」ということが最大のメリットです。
つい仕事をしていると忙しくて、自分の人生のことを考える時間をないがしろにしがちです。
休日でも
「普段は忙しいから、今日くらいはゆっくり昼過ぎまで寝るか~」
「あまり普段は時間が取れないから、仕事をもっと効率良くする勉強をしよう」
「明日からまた仕事だから、今日は早く寝よう」
など、仕事中心の生き方をしてしまっていませんか?
あくまで仕事は、自分の人生のやりたいことを実現するための手段でしかないはずです。
転職を考えることで、自分が本当にやりたいことって何だろう、と考えるきっかけにもなります。
チャンスを逃さない
転職をいつも考えていると、ふいに訪れたチャンスをみすみす逃さずに済みます。
例えば、以前から気になっていた業界で働く人と知り合う機会があったとしましょう。
何回かその人と会っていくうちに
「ちょっと今度一緒に仕事してみない?」
と言われたとします。
その時、ただ単に「その業界に興味がある」というだけだと、判断に迷うはずです。
「おもしろそうではあるけど、未経験だしな…」
「今の仕事が忙しいから、そっちに使う時間は取れないな…」
などです。
一方で、日ごろから転職のことを考えて勉強していれば、
「これは良い経験になりそうだな。ちょっとやってみようか」
「これくらいいの内容のことであれば、そこまで負担なくできそうだな」
など、より現実的なイメージが湧くでしょう。
この差はかなり大きいです。
毎日の時間を無駄にしない
3つ目のメリットは、「時間を無駄にしなくなる」です。
単純に、自分のやりたいことに対して時間を使うようになるので、ダラダラとなんとなく時間を過ごすことが減ります。
1日は24時間しかありません。
その中で、転職のことを考え、実際に少しずつ行動をしてみると、圧倒的に時間は足りなくなります。
つまり、それまでやっていたことの中から、不要だったものには時間を割かなくなっていきます。
ここで新しいことに割く時間を確保しないようであれば、やりたいという気持ちもその程度だった、ということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「異業種への転職を考えているものの、不安も感じてしまっている人」に向けて、
・異業種への転職を考える際に気を付けたいこと
・転職を考えることのメリット
を解説してきました。
転職を考える際に気を付けたいことのポイントは、
ポイント
・どういう人生を歩みたいのか考える
・今の自分に何ができるのかを把握する
・とにかく行動する
です。
また、実際に転職について考えることで
ポイント
・しっかりと自分と向き合う時間を取れる
・チャンスを逃さない
・毎日の時間を無駄にしない
というメリットもあります。
転職は人生においても大きな転換点です。
今でこそ、「独立」や「フリーランス」という選択肢もあるのですが、どちらにせよ「今の仕事をやめる」というところが起点になります。
そうした大きな決断をする際には、やはり自分としっかりと向き合うことが将来後悔することを防いでくれます。
どうやれば自分のことが分かるかわからない、という方はこの本を読んでみてください。
自分の強みとは何か、本当にやりたいことは何なのか、を突き詰めていく具体的な方法が説明されているのでオススメです。
この記事が少しでも転職の不安を解消するのに役立ってくれればうれしいです。