戦略

資産形成

企業の戦略を参考にしてみよう!資産形成のための戦略!

こんばんは、たんたんです。

「どうやって生活を安定させていけばいいのかな…」

「収入を上げたいけど、どうやればいいのかな…」

「何か目標を立てたいけど、どうしたらいいのかわからない…」

 

今回はそうした悩みに応えていきます。

 

結論は「東証一部に上場している会社を参考にしてみよう」です。

東証一部とは、「東京証券取引所市場第一部」のことで、いわゆる「大企業」の群れです。

各社が「成長していくための方針」を具体的に示しています。

 

上場している企業には、株主に対して利益を還元していく、ということが求められています。

お金を出してくれる人たちに、ちゃんと報いていこうね、ということです。

報いるためのお金を確保するために、絶えず成長を目指しているわけですね。

 

その会社の

・目指す方向性(ビジョン)

・実現するための具体的な方法(施策)

・何年後にどのような形になっているのか(将来像)

といったものが示されているのが「IR資料」です。

 

IR資料では様々なものを見ることができます。

例えば、

・決算報告書

・有価証券報告書

・決算説明資料

などです。

中でも、「決算説明資料」はおすすめです。

写真やグラフなども使われていることが多く、

見慣れない方からすると決算報告書などよりはがぜん読みやすいです。

 

そうしたIR資料をどのように参考にしてみればいいのか…

 

方法を具体的に解説していきますね。

 

売上拡大=収入アップ

例えば企業でいう「売上」は、個人でいう「収入」と考えられます。

 

企業はできるだけ多くの売上を上げようとしています。

そのために、

・積極的な設備投資

・新規事業の開始

・M&Aによる他の企業の子会社化

など、いろいろな戦略をとっているわけです。

 

こうした考え方を、個人という観点から見てみるとどうなるでしょう。

 

積極的な設備投資は、自己投資と考えられませんか。

自分自身にお金をかけることで、生産性がアップする、より多くの作業をできるようになる

そう考えると、自己投資がいかに個人の売上を高めることに効果的かイメージできますよね。

 

新規事業は新しい事業を始めて売上を多角化することにつながるので、

個人という視線で見ると、副業を始めてみる、とみることができます。

これまで会社員としての給料だけで生活していたところを、

新しく副業を始めてみることで給料の入ってくる道を増やすわけです。

 

M&Aはちょっとむずかしいです。

知り合いの方の力を借りる、というように考えてみるのはどうでしょうか。

自分の苦手な分野を、その分野が得意な方にお願いする、

その分空いた時間で自分の得意なことや本業に集中する

とも考えられるでしょう。

 

費用の削減=支出の見直し

企業は、少ない費用で利益を出せるよう、常に費用削減に目を光らせています。

 

ここでも具体的に考えてみましょう。

 

例えば企業でいう費用には、

・売上原価

・接待交際費

・交通費

などがあります。

 

これを個人という観点から考えてみましょう。

 

売上原価は、企業の「売上」をあげるための「仕入れ」の費用です。

個人でいうと、「給料」を得るためにかけている「時間」とも考えられるのではないでしょうか。

仕事にかける時間を削る、というと「さぼるのか!」と言われてしまいそうですが、

・生産性を高める努力をして、短い時間で業務をこなせるよう工夫する

・無駄な付き合い残業をしない

といったことでも「時間」は短くできます。

「時間」も立派な資産です。

 

接待交際費は企業でも個人でもあまり変わらないかもしれませんね。

無駄な飲み会に行かない、

晩酌を減らす、

といったことです。

友人付き合いもたしかに人生を豊かにしてくれる側面があるので、

まったくなし!としてしまうのは味気ない気もしますよね。

 

交通費については、車の維持代と考えるのはどうでしょう。

車検費用、駐車場代、ガソリン代…

車を維持するのは、結構お金がかかりますよね。

自分に本当に車は必要なのか、考えてみると良いと思います。

 

「決算説明資料」を見てみよう

「個人に置き換えて考えてみるのはわかったけど、もっと具体的に何をすればいいのか教えてよ」

と言われてしまうかもしれないですね。

 

ではもっと具体的に、何に取り組めばいいのか考えてみましょう。

 

例えば小売業界

 

これまで百貨店やスーパーなどはお店にお客さんに来てもらって、商品を買ってもらっていました。

ところが近年は、インターネットの普及などにより、自宅でパソコンから多くのものが買えるようになっています。

 

こうした現状を受けて、「自分たちもネット販売しよう!」という企業は増えています。

 

こうした考え方を、個人の生活にも取り入れてみましょう。

 

例えば、

「ネットを使う人が増えている。自分もネットで何か商品を売れないかな」

「上場企業ほどの会社がネット販売に注目してるなら、そうした大きな会社のネットショップに来る人向けにお得なまとめサイトを作れば、需要はあるんじゃないかな」

といった感じです。

 

上場企業の戦略は、それこそ超エリート層のキレッキレのコンサルタントが考えたりしているので、

そうした方の「頭」を使わせてもらいましょう。

 

まとめ:企業の戦略を参考にする

いかがでしたでしょうか。

 

よくみてみると、企業は成長のためにいろいろな手を打っています。

・「10年ビジョン」のようなものを掲げてその実現に向けた施策を考える

・一つずつ、どのように実現するか施策を考える

・それでどうなったのか、想定とどれだけ違ったのか計測する

こうした地道なことを実はやっています。

 

「目標設定」「目標の前に小さなハードルを作る」「効果を測定して次に生かす」

こうしてみてみると、個人がやっていくことと同じことをしていますよね。

 

それであれば、超エリートコンサルタントが作った「成長戦略」を参考にしてみる、

というのはありなのではないでしょうか。

 

目標設定などについては、以下の記事でまとめているので、参考にしていただけるとうれしいです。

習慣
目標を達成するための習慣化の技術

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