みなさん、こんばんは。たんたんです。
30代独身で、東京で会社員をする傍ら、豊かな人生を過ごすためにお金のことやマインドについて発信しています。
「自分のやることに集中したいのにできない…」
「いつもやることが多すぎて追い詰められている…」
「もう少し時間が欲しい…」
今回はそうした悩みに応えるべく、『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』という本を紹介します。
この記事を読むと、『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』の本の内容をおおまかに把握し、その考え方について理解できるようになります。
そして「エッセンシャル思考」ができるようになれば、
「自分のやるべきことに集中できる」
「膨大な作業、処理に追われることもなくなる」
「自分の時間を持てるようになる」
ということができるようになります。
私は2021年の1月にこの本を読んだのですが、2021年5月現在で、かなり生活が変わりました。
・自分のやるべきことに集中できる
・朝から晩まで、土日祝日も時間に追われるということがなくなった
・結果として毎日の時間の使い方に納得でき、満足度が高まった
という状況です。
ぜひこの記事をお読みいただいた方も、実感していただきたいと思います。
もくじ
99%のことをやめ、1%の本当にやるべきことに集中する
早速『エッセンシャル思考』の本のコアな部分をお伝えすると、「今やっていることの99%をやめ、本当にやるべき1%のことに集中する」ということです。
「本当に自分がやるべき重要なこと」は何かを考え、それを選び、他のことをやらない、ということは、煩わしいことをやらない楽な道にも見えますが、その実、そこで結果を出す、とことん考えるということが必要な修羅の道でもあります。
私は今の仕事に転職してくる際に、「残業しない」ということを決めました。
99%のやらないことの中に「残業」が入っていたわけです。
確かに、残業しないと聞くと、
「そんな楽な仕事で良いよな」
「仕事が回らなくなってしまうからそんなことできない」
「次の仕事がもらえなくなったらどうするんだ」
といった声が聞こえてきそうです。
実際、私もそうした悩みがありました。
しかし、そうした葛藤を振り切ってでも「本当にやるべきこと」「本当に自分がやりたいこと」に集中しようと決めたのです。
そのために
「できる限り仕事中の時間を密にするために頭を使う」
「今の仕事は目的の為に本当に必要なものなのか考える」
「すべての関与者にとって良い道は何か、忖度せずに誰とでも協議する」
といったことを意識して、頭を使うようになりました。
やることを選び取ることで、自分の人生を歩めるようになる
エッセンシャル思考を身に付けると、「自分の人生を歩む」ことができるようになります。
それは前述の通り、「やるべきことを自分で選択し、その実現に向けて集中する」からです。
何もかもを引き受けて、あらゆることをやっていこうとすると、多くの人が寄ってきます。
そして人からの頼みごとを受け入れているうちに、多くの時間を使ってしまうようになり、それが当たり前になってしまいます。
著者が言う「自分で選ばなければ、他人が相手の好きな位置で線引きをしてしまう」ようになるのです。
周りにいつも頼まれごとばかりして、貧乏くじを引いてしまっている方はいませんか?
「社会で生きているのだから自分のことばかりやってちゃいけない」
「そんなことしていたら会社員として生きていけない」
「頼まれごとを断ったら嫌われそうで不安」
いろいろな不安や悩みも出てくると思います。
たしかに私もそうした不安はありました。
そこで、次のことを意識するようにしました。
・自分からエネルギーを出す
・ただ引き受けるのではなく、しっかりと自分の意見も伝える
・自分のやっていることを周りに伝える
それぞれ具体的に解説します。
自分からエネルギーを出す
明るい人、ハキハキしている人、声が大きい人に対しては悪いイメージを持ちづらいと思います。
また、積極的に話しかけてくれる人にも良い印象を持ちやすいでしょう。
プラスの印象を持たれていると、たとえ依頼を断られたとしても、そこまで嫌われないものです。
そこで私が具体的に取り組んだのは、「いつもより少し大きな声であいさつをする」です。
朝会った時に「おはようございます」
一緒に何かやってもらった時に「ありがとうございました」
帰る時に「お疲れ様でした。お先に失礼します」
周囲は気が付いていないかもしれませんが、自分で意識してそれまでより、はっきり、少し声を張って、挨拶するようにしました。
ただ引き受けるだけではなく、しっかりと自分の意見も伝える
ただ依頼されたことを受けるだけ、ということをやめました。
例えば急に郵送物の手続きの依頼の時は
「今○○をやっています。ちょうど午後に郵便局に行く用事があるので、そのタイミングでも構いませんか?」
と伝えてみる。
例えば資料作成の依頼が来た時に
「今日は○○をする予定でいます。ご依頼いただいた資料は今週末までに作る、ということで問題ありませんか?」
などです。
単純に断るだけではマイナスの印象を持たれますが、現状を伝えることで相手もこちらの状況を把握してくれます。
自分のやっていることを周りに伝える
自分がやるべきだ、「1%」の重要なことに該当する、と思うことについてはしっかりと自分がやる、ということを伝えています。
例えば仕事でも、自分だけでなく、会社、部署として重要な施策があると思います。ただ、皆忙しくなかなか手が回っていないこともあるはずです。
そうしたことを、しっかりと自分で手を挙げてやってみると周りの協力も得やすくなります。
打算的だ、と言われそうですが、大事なのは「自分にとっても、周囲にとっても重要なこと」をやるという点です。
その「1%の重要なこと」とは何か、ということをしっかり考える練習にもなります。
こうしたエッセンシャル思考の練習を積むことで、次第に自分の優先度が高いものをやることができるようになります。
まとめ:選ぶことは大変なこと。ただその先にこそ「自分の人生」がある。
いかがでしたでしょうか。
この記事では、「いつも時間に追われている」、「自分のやるべきことに集中したい」という方に向けて、『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』を参考に、「99%のことを辞めて、本当にやるべき1%のことに集中する」という考え方とその具体的な実践の仕方を解説してきました。
急に変わることはできないかもしれませんが、明日からでもぜひ取り入れてみてください。