みなさん、こんばんは。たんたんです。
30代独身で、東京で会社員をする傍ら、お金のことや毎日を豊かに生きるためのマインドを発信しています。
みなさんは、
「今年こそは目標を達成するぞ!」
「何か新しいことに挑戦するぞ!」
「良い習慣を作って、ダラダラ過ごすことをやめるぞ!」
など思ったことはありませんか?
一年の計は元旦にあり、とよく言ったもので、元日に1年の目標を立てる方も多いのではないでしょうか。
ただ、その目標は次第に薄れ、梅雨の時期の前にはもう何を目標として立てたのか覚えていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日はそうした方に向けて、毎日の行動習慣を身に付けるための本を紹介したいと思います。
『短期間で”よい習慣”が身につき、人生が思い通りになる!超習慣術』(メンタリストDaiGo、ゴマブックス、2019)
早速見ていきましょう。
もくじ
本書の内容について
本書はメンタリストであるDaiGo氏によって書かれたものです。同氏は以前はテレビにもよく出ていたので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今は動画配信などで企業経営のコンサルティングなどをされているようです。
本書には、以下のことが書かれています。
①習慣的行動を操る「5つの超習慣術」
②成功確率を極限まで高める7つの心理テクニック+α
③三日坊主を防ぐための「7つのテクニック」
④失敗を成功につなげる「7つのセルフ・コンパッション」
⑤悪癖をリバウンドさせない4つのシンプルな方法
⑥他人の悪い癖を直すための5つのテクニック
それではそれぞれの項目について、ざっくりご紹介します。各テクニックの内容については、ぜひ本書を読んでみてください。DaiGo氏の文章、とても読みやすいですよ。
習慣的行動を操る「5つの超習慣術」
いかにして習慣化するのか、を5つのテクニックで紹介しています。
導入部だからなのか、比較的簡単に日常に取り入れられるようなテクニックが多いです。
後からわかりますが、この「5つ」のテクニックが習慣化するための入り口であり、肝です。
成功確率を極限まで高める7つの心理テクニック+α
表題にもなっている通り、「テクニック」です。
1章の「5つのテクニック」を支えてくれる7つのテクニックです。
友人などの他人(自分以外)の存在も必要になってくるので、即座に生活に取り入れるには抵抗がある方もいるかもしれません。
三日坊主を防ぐための「7つのテクニック」
2章までが新しい習慣を作る「攻め」のテクニックだとすると、3章は「守り」のテクニックです。
誰しも新しいことに挑戦しようとして、途中であきらめてしまったことがあるでしょう。
この章では、挫折を未然に防ぐ、心折れかけても何とか踏ん張る、というテクニックを知ることができます。
失敗を成功につなげる「7つのセルフ・コンパッション」
第4章はできれば実践したくない「失敗した時の立ち直り方」です。
とはいえ、新しいことに挑戦しようとした時、失敗しない、ということはほぼほぼあり得ません。
そこで倒れ込むことなく、もう一度立ち直るためにできることを紹介してくれます。
悪癖をリバウンドさせない4つのシンプルな方法
第5章では、これまでと少し毛色が違う、「辞めたい習慣をやめるテクニック」を学べます。
習慣を作る方法をここまで学んできたので、逆に、悪い習慣を作っている行動を取り除いていくわけです。
三日坊主と並ぶくらい「リバウンド」は習慣化の大敵です。仮に出会ってしまったとしても、対処法を知っていれば恐れることはありません。
他人の悪い癖を直すための5つのテクニック
最後は、自分ではなく、他者に影響を与えるテクニックです。
完璧な人ってなかなかいないもので、あなたのパートナーにも「ここを直してくれれば完璧なのに!」という点があるかもしれません。
そうした時に、こっそり使ってみましょう。
自分なりの気づき
本書では様々なテクニックが紹介されています。
これを使いこなせれば劇的に生活を変えていくことも可能なのかもしれません。
ただ、私にはいきなり全部は使いこなせそうにないので、実際に取り組んでいる以下の3つのことを紹介します。
①「If Thenプランニング」
②「スモールステップ」
③「セルフ・コンパッション」
それぞれ見ていきましょう。
「If Thenプランニング」
If Thenプランニングとは、「Aが起きたらBする」というトリガーを決めておくことです。
私はこれで朝活(朝早く起きて活動する)を190日程度続けています。しかも、最初は6時だったり、6時半だったりと起きる時間はまちまちだったのが、次第に安定してきて、今は毎朝5時に起きて活動しています。
具体的には、
朝5時に目覚ましを止める(目覚ましは起き上がって歩き出さないと手が届かないところに置いておく)
→歯を磨く
→歯を磨いたら顔を洗う
→顔を洗ったら腕立て伏せをする
→腕立て伏せをしたら腹筋をする…
という感じでルーティンを決め、大体2時間分程度の活動を決めています。
これくらいのことで、
①早起き
②筋トレ
③ブログ執筆
が継続できるのですから、習慣ってすごいものですよね。
「スモールステップ」
2つ目は、大きな目標の前に、その目標達成のための小さな目標(スモールステップ)を作る、というものです。
私は豊かな生活を送りたいと思い、資産形成に取り組んでいるわけですが、まだまだ道半ばです。
SNSやブログなどを覗いみると「月収○○百万円」「配当で〇十万円もらった」など、とても華やかな投稿が目につきます。
そうした発信をうらやましいと思いながらも、自分にできることをしっかりとこなしていくことができているのは、この「スモールステップ」のおかげです。
2021年末の資産状況を想定し、そこまで毎月どの程度資産を大きくしていくのか、という目標を決めて、その実現に近づく行動をとる、としていると、少しずつでも目標に近づいていっていることが実感できます。
「セルフ・コンパッション」
そうはいっても、上手くいかない時もあります。
資産形成において、支出と収入の差をできるだけ大きくするのがポイントなわけですが、たまには想定していなかった出費をしてしまうこともあります。
そうした時に、
「なんで自分の目標に向けての行動すらできないんだ」
「そんな自分は意志の弱い人間だ」
「結局長続きせずに目標も達成できないのだからやめてしまおう」
みたいな考えになってしまうと、それこそ本当に習慣が止まってしまいます。
「セルフ・コンパッション」の言葉の通り、途中で思惑とは違った行動をとってしまった自分も「まぁ仕方ないか」と一旦受け止めることができるようになりました。
本当にやりたいのは目標の達成(ここでは資産形成)であって、「なんてダメな人間なんだ」と自分をなじることではないはずです。
そう考えると、今日はだめだったけど、もう一度明日からやり直そう、と思えるようになったわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私の実体験の部分では、あまり華々しいお話はできませんでしたが、ちょっとしたことでも
①習慣を長く続けることができる
②達成感も少しずつ持てる
③自分を受け入れた方が長く続く
ということがわかっていただけたのではないでしょうか。
本書にも書かれていますが、人間の1日の大部分は習慣で作られています。
そうなると、習慣を上手く活用する、良い習慣を身に付けることができれば、より良い人生を生きていけるのではないでしょうか。
『短期間で”よい習慣”が身につき、人生が思い通りになる!超習慣術』(メンタリストDaiGo、ゴマブックス、2019)