老後不安

資産形成

老後は何が不安?解消する具体例も解説!

みなさん、こんばんは。たんたんです。

 

30代独身で、東京で会社員として働く傍ら、資産形成のことや如何に心豊かに生きるか、ということを発信しています。

 

突然ですが、人生100年時代と言われてしばらく経ちます。

老後にはどんなリスクがあるんでしょうか。

 

老後のリスクって何があるの?

ちょっと考えてみただけでも、老後には次のようなリスクが考えられますね。

・老後生活資金が不足するリスク

・老後健康でいられなくなるリスク

・老後一人で暮らすリスク

 

生命保険文化センターの生活保障に関する調査(令和元年度)によると、老後生活に対する不安の具体的な内容のトップは「公的年金だけでは不十分」が82.8%と最も高い値となっています。

やはり「お金」に関する不安はいくつになっても尽きないのですね。

 

たんたん
今回は「老後の生活資金が不足するリスクの解消法」について書いていきたいと思います。

 

老後生活資金の不足リスクに対する手段とは

結論から先にお伝えすると、老後生活資金の不足リスクを解消するには、

・老後の収支を考える

・不足するなら今からでも対策を打つ

です。至ってシンプルですよね。

 

老後が不安になるのは、この先どうなるかわからないから、でしょう。

生活資金が不足するかもしれない、だから不安、ということですね。

逆に、老後どれだけお金が入ってきて、どれだけ出て行くか想像できれば、その不安は大分薄らぐのではないでしょうか。

先に紹介した生命保険文化センターの調査でも、「公的年金」への不安が見て取れます。

老後の主な収入源は「公的年金」という方が多いと思いますが、いくらくらいもらえるか知ってますか?

日本年金機構によると、令和2年4月分からの年金金額等は以下のようになっています。

令和2年度(月額) 令和元年度(月額)
国民年金(老齢基礎年金(満額)) 65,141円 65,008円
厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額) 220,724円 220,266円

※厚生年金の金額は、平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準。年金生活者支援給付金額は、令和元年度から0.5%の増額となります。

令和2年度(月額) 令和元年度(月額)
老齢年金生活者支援給付金 5,030円 5,000円
障害年金生活者支援給付金 (1級)6,288円

(2級)5,030円

(1級)6,250円

(2級)5,000円

遺族年金生活者支援給付金 5,030円 5,000円

※上記の老齢年金生活者支援給付金は基準額であり、実際の金額は保険料納付済期間等に応じて算出されます。

(出典:日本年金機構、2020年4月1日時点)

 

これを見ると、平均的な収入で40年就業した方は夫婦で約22万円の年金が月にもらえるようです。

1人で生活していくには十分でしょうが、2人となるとやはり公的年金だけでは心もとない、というのが心情かなーと思います。

厚生年金に加入していない個人事業主の方などは国民年金だけではやはりつらい、というのが実際のところです。

 

しかも、今後働き手であるいわゆる「生産年齢人口」はどんどん減っていきます。

総務省統計局によると、平成2年時は85,904千人いた生産年齢人口は、令和元年時に75,072千人にまで減少しています。

一方で、公的年金を受給する「老年人口」は同期間で14,895千人から35,885千人にまで増加しているわけです。

こうしてみると、なかなかショッキングな数字ですね。以前よりも年金受給者1人を支える人が減っている、ということです。

(出典 総務省統計局「日本の統計2021」)

 

国が担い手である「公的年金」が「なくなる」ということは考えづらいですが、それでも以下のことは起こってしまうかもしれません。

・公的年金の受給開始年齢がもっと高くなる(65歳開始が70歳、75歳になるかも)

・公的年金の受給金額がそもそも低くなる(現役世代の負担をこれ以上上げられない)

・社会保険料がもっと高くなる(支出が一定なら収入を増やさなきゃ…)

実際こうした話は以前からされていて、しかもどれもが段階的に実施されてきていますよね。以前は公的年金は60歳から受給できたのですが、今の現役世代は原則65歳以降の受給開始ですし。

たんたん
幸い、日本では自分で資産形成をすることが認められています。世界では個人で資産を持つことが許されていない国もあるので、そこだけ見ても、日本に生まれただけでラッキーだとも考えられますね。

具体的な方法とは?

資産形成をしていこうと考えた時に、いろいろな方法が考えられます。

投資信託、不動産投資、株式投資、FX、太陽光投資、先物取引などなどです。

 

投資信託、不動産についてはもう少し知りたいという方は以下をどうぞ。

投資信託
【初心者向け】投資信託のポイント

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不動産投資
【初心者目線】不動産投資を考えてみる

続きを見る

 

投資信託については、NISAなどの税制優遇措置も取られているので、例えば20年運用期間を取れるようであればつみたてNISAの活用で効率よく資産を作っていけるでしょう。

NISAについてはこちらをご参照ください。

NISA
【初心者の方向け】NISAってなに?

続きを見る

 

投資信託を活用した資産形成は、スタンスさえ守ることができれば、あまり頭を悩ませることもなく実践できます。

実際私も、楽天証券で口座をもち、積立設定をしてからはほったらかしです。

それでも運用成績は4~6%くらい取れています。もちろん、最近始めたので相場が良いというのもありますが。

 

そうはいっても、投資信託をはじめとした運用商品にもリスクはあります。元本保証はありませんし、手数料もかかりますね。

そうした投資信託との向き合い方を知りたい、という方は、ぜひ以下の本も読んでみてください。これから長期にわたって資産運用をしていく方にはオススメです。

『ど素人がはじめる投資信託の本』(ジョン太郎)



簡単に本の内容をレビューしておりますので、良かったらお読みください。

読書
【書評】『ど素人がはじめる投資信託の本』(ジョン太郎)

続きを見る

まとめ

今回は、老後の生活資金の不足リスクとその解消法について考えてみました。

・老後生活の不安に対する具体的内容は「公的年金だけでは不十分」

・今からでも資産形成を始めよう

・初心者の方には投資信託がオススメ

・NISAなども使って長期で運用

 

今日からでも行動に移すことができれば、将来のリスクに備えることができます。

今はもちろん運用できる資金が小さくても、今日踏み出した一歩が将来の自分を助けてくれます。

コツコツ積み上げればそれなりの成果を得られるはずです。「投資の最大の武器は時間」ですから。

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